2006-01-01から1年間の記事一覧

”保険”と”洗濯機”の違い

新し保険商品のCMがチマタにあふれ 保険を新しいビジネス・チャンスととらえての新規参入 通販・銀行窓販・来店型店舗など、販売チャンネルの多様化 代理店の統廃合で大型代理店の誕生 その現象だけを見たら、保険業は成長産業のようにも、見受けられます。 …

儲からないけど楽しい仕事

私が20年前に【ケーキ屋KENちゃん】から【保険屋KENちゃん】に転職したということは このブログの最初に書きました。 その関係で洋菓子店の保険契約者もけっこういて、そのお店の商品企画や コンサルタントを今でもボランティアでやっています。 ケーキ屋…

保険は儲かるビジネスか?

我が国の損害保険業界はどのようにしたら、良くなるのか? こんな大テーマが飲み会の二次会や三次会も含めても数時間の集会で 結論の出るわけがありません。 また”良くなる”とは…誰から見てなのか?立場や考えで大きく違ってきます。 ●そもそも保険は保険会…

志士たちのOFF会 その2

OFF会・第一部の意見交換会は『損害保険業界、こうすれば良くなる!』です。 前向きな議題ですが、問題があるからこのようなテーマになるとも言えます(^_^;) 【損害保険業界】という定義も…純粋に損保の世界だけを指すのか 生保子会社を含めた、もう少…

保険業界・志士たちのOFF会 

この文章の最後をクリックして頂くと、保険関連のブログ・ランキングが表示されます。 (クリックをして始めてランキングのポイントがカウントされるのでお願いします^_^;) 我がブログはベスト・テン内を維持するのが精一杯のようですが 常に単独トップ…

保険会社の統廃合

『支社の統廃合』『代理店の統廃合』と書いたので、ついでといっちゃなんですが(^_^;) その素になっている『保険会社の統廃合』についても 私なりの意見を少々述べたいと思います。 今や統廃合は銀行を先頭に金融機関はもとより、あらゆる企業がまた 地…

代理店の統廃合

保険代理店は保険料の○%を手数料として受け取り生計を立てているわけですが その割合が、売り上げの少ない小さな代理店は引き下げられ 逆に売り上げの多い大きな代理店は引き上げられました。 これによって小さな個人代理店は経営がなりたたなくなり 大きな…

支社の統廃合

私の代理店としての所属支社だったM支社は7年ほど前に 港区に3つあった支社がひとつに統合されS支社になりました。 その数年後、S支社の名前はそのままですが 都心の支社が千代田区の丸の内一箇所に集められて、 代理店のデスクだけが支社ごとに分けられて…

なぜ”魂”が伝わらない?

保険会社が代理店を対象に【業務連絡会】というのが定期的に行なわれます。 目まぐるしく変わる保険商品やシステムや諸情報について、 内容は盛りだくさんで、山のようなレジメが毎回配られます。 そして限られた時間の中で、テーマ毎に次々と担当者が入れ変…

マニュアルがすべて?

『保険会社に本当の意味でのプロがいなくなった…』 これが今回の損保不払いの原因ではないかと…と 私は思っています。 ようするに自分の頭で考える事をやめ、マニュアルを見て 「こういう決まりです!」「こうなっています!」「あーなってます!」 と、やっ…

「そういう決まりです」

損保の不払い問題はちょっと複雑です(^_^;) 私にあるマスコミからメールを通して依頼がありました。 「実際に不払いの被害にあった契約者を知っていたら紹介して欲しい」 …というものですが 前回も述べてるように、私の契約者が不払いに遭ったら私が黙…

生保の不払い・損保の不払い

昨年MY生命の保険金不払い騒動があった時は… 損保では…少なくとも私には、ありえない事件だと思っていました。 ようするに大切な契約者が保険事故があって保険金や給付金の請求をして それが保険会社で拒否されたとしたら、その保険を募集した代理店が 「ハ…

Sグループとミレアの違い

カタカナ系S生命の母体は、言うまでもなく世界にほこる電器メーカーです。 したがって生命保険に執着する必要はないのかもしれません。 しかし、私がTN社の代理店をして扱っているTNA生命の母体であるミレア・グループは もともと保険会社ですから、そう簡…

S生命撤退騒動の真相!?

4年ほど前にカタカナ生保のS生命が撤退するという情報が流れました。 S生命は財務内容的にも問題ありませんし、お客様の評判も悪くありせん。 プロの目から見ても良心的な商品が多く、 私のライバル商品として最終的に残ってくるのもS生命の商品がよくあり…

将来の事は判らない、だからこそ!

これから21世紀に起こりうるであろう 新しい社会やライフ・スタイルについて、色々述べさせて頂きました。 単なる保険屋である私がココまでスペースをとって書かせて頂いたのは… あまりにも一方的な 「これからはインフレだから貯蓄性の保険は不利!」 「…

コストがかからないECO生活

私は6月にワールドカップの日本対クロアチア戦のチケットが当たったため 家族3名でドイツの10日間の旅をしましたが… パソコンを一台持っていくだけで、安いホテルをネットで探しながら ホームページには旅の模様や写真を毎日アップして 保険会社やお客様…

インターネットの本質

先日、ある大臣がテレビ番組で… 「インターネットをもっと上手く使っていけばまだまだ生産性が向上し GDPをもっと上げていく事が出来る」 何て発言していましたが、生産性を今まで以上に上げて、 それが今まで以上に売れて、どんどん消費され続けるのでしょ…

ロング・テールの時代

地方や弱者の切捨て、格差社会がよく問題になりますが… ”弱者のミカタ” インターネットを抜きには論ずることはできません。 インターネットは、どんな田舎に住んでいても… 貧しくて無名な人でも… 障害があろうとも… 世界中に自分の思いを伝える事が出来て そ…

それでも縛られたい?

国は”小さな政府”を目指し、地方や民間に権限をうつそうとしています。 企業もリストラやアウトソーシングや契約社員で身軽になろうとしています。 高度成長インフレ時代ならともかく、 大きな資産や人材を抱えきれない時代になったという事なのです。 国家…

21世紀は”個人”の時代

明治維新から昭和20年終戦までが…【国家の時代】 終戦から今日までが…【企業の時代】 そして、これからは…【個人の時代】 になっていくと言われています。 国家のため、企業のため…と個人がいつも犠牲になってきました。 数年前、生命保険の”予定利率引下…

どこまで走り続けるのか?

約1万年前、地球上には1000万ぐらいしかいなかった人類は 近年のたったの200年ぐらいで60億と大爆発をして地球環境をも変えています。 地球が生き物で、もし自然治癒力があったとしたら… そして我々人類が地球を蝕む”細菌”のような存在であったとしたら… 考…

インフレになる要素はあるのか?

必要なモノが本当に無ければ、値段が高くても必死で買おうとします。 終戦直後の食糧難では米の値段は暴騰、それでも 土地や着物を売ってでも手に入れようとしました. そうなるとインフレはどんどんエスカレートしていきます。 でも、今はどうでしょう? 十…

誰がインフレを望んでいるのか?

7年前のR氏との思いがけない激論を交わした私はそれから今日まで インフレ・デフレに関するニュースや、実際の物価動向にも関心を持ってきました。 そこから私が感じた事は7年前から「いよいよインフレが到来!」と言われ続け 今日にいたっているという事…

7年前にもした【インフレ・デフレ論争】 

実は7年ほど前に元祖?FPの小野瑛子氏のホームページ上で 独立系FPのR氏と私が「インフレ・デフレ論争」を延々とやった事があります。 ”これから21世紀は基本的にインフレになる可能性は低い”…という私の考えに対して ”インフレ意外に考えられない!”と…

インフレ対応商品とは?

私がネット上で貯蓄性の高い保険を薦めると… 「そのような保険ではインフレに対応出来ない!」という反論がよくあります。 そしてインフレに対応するものとして出てくるのが… 【変額保険】【変額年金】や【外貨建て保険】それに 保険とは関係のない株式投資…

これからの時代、保険会社のホンネは?

なぜ、そこまで生命保険から”貯蓄性”を切りはなそうとするのか? 株や投資に誘導しようという別のパワーもあるようですが… 最も大きな要因は、 ”この時代” 貯蓄性のある長期の保険を売りたくない… というのが保険会社のホンネだと私は推察しているのです。 …

情報開示も…問題定義も…なぜされない

このような問題定義は、 本来なら、マスコミやFPがやるべきだと私は思うのですが ほとんど触れられる事もなく 契約者にとって大切な資産価値を消した【医療保険】が アツという間に主流になってしまったのです。 実は…生命保険の”解約返戻金”に最初に手をつ…

解約や失効は年間どのくらいあるのか?

これから保険に加入しようという人は、解約のことまで考えないのが普通です。 したがって、解約返戻金など興味がなくて当然かもしれません。 しかし、生命保険の統計を見てみると解約や失効がかなり多いのです。 生命保険協会が毎年出している生命保険(個人…

【死亡リスク】と【入院リスク】の違いは?

「エッ!こんなに解約返戻金ってあるのですか?」 「でも、終身保障で解約は考えてないから解約金はあってもムダですよね」 なんて意見も、よく返ってきます。 だったらやっぱり、保険料は1円でも安くて、入院初日から給付があって 特約ではなく”単体”で加…

従来からある入院特約の解約返戻金

私がこのブログでいくら 【生命保険が本来から持っている貯蓄性】の大切さを訴えても、それが実際 どの程度のレベルのものなのか判らなければ実感がわきません。 そこでCMや広告でよく目にする【医療保険】の分野で検証してみることにしましょう。 私が解約…