これからの時代、保険会社のホンネは?

なぜ、そこまで生命保険から”貯蓄性”を切りはなそうとするのか?
株や投資に誘導しようという別のパワーもあるようですが…



最も大きな要因は、
”この時代” 貯蓄性のある長期の保険を売りたくない…
というのが保険会社のホンネだと私は推察しているのです。



生命保険は住宅に次ぐ高い買い物とよく言われますが…
生命保険と住宅購入は支払いにおいてまったく逆の作用になります。
住宅の場合は、お客様は最初に住宅を手にいれ支払いをします。
生命保険は、お客様の保険料を保険会社が預かって、
何年か何十年後に保険金や満期金を契約者に渡します。
ようするに…住宅ローンは契約者の借金ですが
生命保険は保険会社が借金をする制度ともいえるのです。



インフレ時代の借金は楽なものです
戦後すぐの100万円は大金でも、ン十年後の保険金100万円は
保険会社にとっては楽な支払いだったでしょう。
しかし、これからの時代はどうでしょう?



我が国の生命保険商品の歴史をたどっていくと…
養老保険】→【終身保険】→【定期付終身保険】  
→【高倍率の定期付終身保険】→そして今は
【掛け捨て保険】をいう流れです。



インフレ率が下がるにつれて貯蓄性の少ない保険に変遷しています。
「こらからの時代は掛け捨て保険」とよく聞きますが…
はたして、それは契約者のニーズから生じたものでしょうか?


人気blogランキングへ



このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。