保険会社の統廃合

『支社の統廃合』『代理店の統廃合』と書いたので、ついでといっちゃなんですが(^_^;)
その素になっている『保険会社の統廃合』についても
私なりの意見を少々述べたいと思います。



今や統廃合は銀行を先頭に金融機関はもとより、あらゆる企業がまた
地方自治体まで…時代の流れといってよいでしょう。
したがって保険会社が統廃合されても何の不思議もありません。



ただ統廃合をして、その結果どうなるのか?というところが私には見えてきません。
システムの合理化・コスト削減・経営の安定などを図ろうという事までは
あるていど理解できます。



問題はそれがどう消費者にとって見える形で表示され理解してもらえるかです。



銀行の統廃合は支店が増えれば便利ですし
また駅前にあった2つの銀行が同じ銀行になって
やがてその2店舗が合理化で1店舗に集約されても理解されやすいと思います。
銀行員はもともと定期的な人事移動というものがあるので、混乱も少ない。
…という具合です。



ところが、我が国は生損保とも保険の募集は保険会社の社員が直接扱わず
代理店や募集人(個人事業主)が扱うシステムです。
いくら保険会社の中で統廃合による”改革?”が薦められても、
それが代理店や募集人に対するプレッシャーのようなものだったとしたら
お客様に統廃合のメリットが伝わるのでしょうか?



『保険会社の統廃合』『支社の統廃合』『代理店の統廃合』が押し進められた結果
保険会社が契約者に対して最も守らなければならい最重要の義務である
保険金や給付金の支払いが”システム的なミス”や”知識不足”で不払いになる
という事は、どいう事なのでしょうか?


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