【死亡リスク】と【入院リスク】の違いは?

「エッ!こんなに解約返戻金ってあるのですか?」
「でも、終身保障で解約は考えてないから解約金はあってもムダですよね」
なんて意見も、よく返ってきます。
だったらやっぱり、保険料は1円でも安くて、入院初日から給付があって
特約ではなく”単体”で加入出来る”解約返戻金ゼロの医療保険”が良いかもしれません。
 
でもここで、よ〜く考えて下さい。



それは【死亡リスク】と【入院リスク】の違いです。  
高齢になるほどリスクが高まるのは両方とも同じですが、
【死亡リスク】は確実に誰でも1回やってきますが
【入院リスク】は判らないということです。 
一般的な医療保障は入院か手術をしなければ給付されません。
そのうえに、一入院の限度日数が設けられています。



一つの病気で半年以上の間隔をあけないで入退院をくりかえすと
すべて”一入院”としてカウントされます。
例えば持病が悪化して60日入院し退院、その4ヶ月後30日入院し退院後、また3ヶ月後に…
と繰り替えしてしまえば、一入院120日とか60日はスグに使い切ってしまいます。




高齢になるほど、一つの病気で長期入院や、入退院を繰り返す可能性は高まります。
また入院から”介護”になってしまう可能性もあるのです。



すなわち【入院リスク】は、 高齢になるほどリスクは高まっていくものの
現実に受け取れる給付金には”限度”が生じてくるという見方です。



公的な高齢者医療制度が受けられる、あるていどの年齢に達したら、
解約返戻金を現金化して有効利用するというのも一つのアイデアではないでしょうか。



以上は長期に見た場合ですが、短期に見た場合はどうでしょうか?



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