保険は儲かるビジネスか?

我が国の損害保険業界はどのようにしたら、良くなるのか?
こんな大テーマが飲み会の二次会や三次会も含めても数時間の集会で
結論の出るわけがありません。



また”良くなる”とは…誰から見てなのか?立場や考えで大きく違ってきます。



●そもそも保険は保険会社も契約者も両方が”儲かる”という商品は無いという事。
自動車保険や火災保険など損保はパイが決まったゼロサムの世界である事。
少子高齢化で保険市場のパイそのものが縮小傾向にある事。
●情報化が進めば進むほど価格が安くなり一般的には利益率は低下する事。



そのような事をこのブログで私は述べてきました。
こんな状況の中で、保険会社が規模の拡大と収益性を追求していく事が
本当に可能なのか?…
その事が今日の不祥事や不信感につながっていったのではないでしょうか。



真面目な軍隊を持てば、真面目に”戦争する事を考える”(^_^;)
保険会社の人達は真面目に会社の利益のために働き、収益を上げるよう努力する
のは、あたりまえの行為です。
しかし、それが契約者を犠牲にするようなものだとしたら、これからの情報化時代
かならず契約者から切り捨てれてしまいます。



保険業界を目指す若い学生達に私はほろ酔い気分で言いました。
「損保会社が給料が良いという理由で入社するなら、やめた方がいい…
本当に高い給料が欲しいならゴールドマン・サックスとか青天井で商売が
出来る、証券会社か投資会社に行きなさい」
そして…
「保険はドロ臭く、地味なビジネスだけど人間的で、社会的ニーズもある
おもしろくて、やりがいのある仕事だ!」と。



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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。