誰がインフレを望んでいるのか?

7年前のR氏との思いがけない激論を交わした私はそれから今日まで
インフレ・デフレに関するニュースや、実際の物価動向にも関心を持ってきました。



そこから私が感じた事は7年前から「いよいよインフレが到来!」と言われ続け
今日にいたっているという事です。(^_^;)
インフレを予見する専門家の意見や記事を、いくら繰り返し読んでも
私の頭が悪いのか、どのようなメカニズムでインフレになるのか
私に理解できないのです。



景気がよくなればインフレになるという単純なものではありません。
不景気の中でのインフレは近年にもありましたし
デフレの中での好景気だって歴史上にはいくらでもあるのです。



インフレは…
モノの値段が上がって貨幣価値が下がっていくわけですから
お金をそのままにしていたら目減りしていって損をしますから
消費を促し投資も活性化しGDPも上昇します。
したがって企業や政府はインフレを望みます。



”景気は気から”と言われるくらいですから、そのキッカケを作ろうと
「いよいいインフレが到来!」と煽り続けてきたように私には思えるのです。



でも個人個人の消費者はどうでしょうか?
ホントウに物価が上がっていく事を望んでいるのでしょうか?
戦後の高度成長期のように物価も上がるが所得も上がる…というのなら
納得出来るでしょうが、はたしてそう行くのでしょうか?
高齢化で年金生活者も必然的に増加の一途をたどるのです。



消費者が高騰したモノを買わなく(買えなく)なってもインフレは続くのでしょうか?



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