車検という名の恐喝販売?…続き


前回のブログで
車検でシートベルトの端が少しホツレているのを指摘され…
新しいのに取替えなければ車検が通らないとディーラーから言われた事を
怒りを込めて書かせて頂きました。




それに対して、よくコメント頂だいている4名の保険募集をやられているかたから
ご意見を頂きましたが、”ばついちさん”以外の3名の方からは程度の差はあれ、
私はたしなめられてしまいました(^_^;)




3名のご意見を簡単にまとめると
『多少の問題はあってもシートベルトの交換は容認の範囲』
…という事のようですが、
同じように『そうなっています』『そういう決まりです』という保険業界に
違和感を感じている保険屋だからこそ、ゆるせないのです。




そもそも車検は何の為にあるかと言えば…
”整備不良での事故を防ぐため”…という認識ですが違うでしょうか?
シートベルトをしないと事故になるでしょうか?
シートベルが義務化される以前に生産されたクルマには、シート・ベルトが
無くても車検は通りますし、当然違反にもなりません。




シートベルトの端がホツレル(上記写真・右)のは装着するさいに
ベルトが器具とスレるからで(上記写真・中)
ベルトそのものに負荷がかかって劣化しているわけではないのです。
このような状況で事故でシートベルトが切れて運転者が死亡したとしたら
シートベルトのメーカーをPL法で訴える事だって出来るはずです。
ドサクサに紛れて何でも負担させようという魂胆がイヤなのです。




そもそも国の車検の規定には(前回も書きましたが)
【…衝撃等によって座席ベルトから受ける荷重に十分耐えるもの】
…としか書いていないのに、
このようなホツレで”車検が通らない決まり”になってしまうのでしょうか?




たしかに、ディーラーのサラリーマンに言っても始まらないのは
保険代理店とて同じ立場です(^_^;)
だからこそ、このような形で問題提議するぐらいしか方法が無いのです。



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