KENのアメリカ・レポート その7


【写真は11月27日ハンツビルにて




私が社会人としてスタートしたのが1969年で高度成長の真っただ中。
洋菓子の製造販売や飲食店を展開する企業でしたが
何でもアメリカに見習えといったような時代で、マニュアル化やチエーン化の
勉強をしながら今では考えられないほどモーレツに仕事をした時代もありました(^_^;)



私がその業界から足を洗って保険の仕事をやるようになったのは1986年。
私は店舗経営のマニュアル化・チェーン化に疑問をもつようになった事もあって
新しい道を選んだわけですが、この頃からバブル時代が始まり
私の予想を裏切って高収益を上げる店舗が続出するわけですが…
バブルが弾けソレ以前にもあったチェーンも含め多くが姿を消してしまいました。
残っているのは大手が手掛ける全国ブランドのチェーン店、
それもアメリカ・ブランドがほとんどでは無いでしょうか。



アメリカがマニュアル化・チェーン化に長けている理由は良く判ります。
移民国家で人種も言語も風習も違い人たちが一つの業務をやろうとしたら
マニュアル化がどうしても必要になるでしょう。
誰もが見て判るようなパッケージ・デザインや、誰もが美味しく感じる味付け!
それを大量生産・大量販売・大量消費で全米から全世界へとばら撒くのです。



少し話しが逸れますが、帰りの飛行機の中で久々に映画を二本も見てしまいました(^_^;)
シカゴから成田までは約13時間、太陽と一緒に東へ進むので眠る事も出来ないので
以前に見た「トータルリコール」を途中から見たらリメイク版でしたがCGが凄さにビックリ、
次に何の映画かも判らず見た「ダークナイトライジング」もバットマンの映画だったのですが
ハリウッド映画の凄さとバカバカしさを堪能して最後まで見てしまいました(^_^;)



私が二週間、妻は一ヶ月滞在したハンツビルでの買い物は数軒の大型スーパー。
どこも品揃えも豊富だしディスプレーもカッコイイし何よりも円高の影響もあるけど、
どれもデッカクって、その割には激安!
大量に消費される事を前提に、誰からも好まれる商品を作って全世界をマーケットに
拡販するのは映画も含めてアメリカの得意技というわけです。



こんな事は日本がマネしようと思っても出来る事ではありません、
いや決してマネをしてはいけない事なのです。
…その理由は次回最終で(^_^;)



人気blogランキングへ


このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。