KENのアメリカ・レポート 最終回


【写真は12月2日・ハンツビルにて】




日本がアメリカに及びもつかないのは
世界に共通する(共通させられる)大掛かりなシステムを世界に売り込む事です。
なぜならばアメリカは多民族の移民の国でシステム化やマニュアル化は必然の国ですが
日本は世界でも珍しい単一民族?で高度な文化を持った歴史を持った国で
そもそもシステム化もマニュアル化も必然性が無い国だからです。




アメリカのシステムは戦後のまったく文化の違うの日本に導入され
日本人の食生活を始め生活様式が大きく変化をし、
私も含め多くの人がそれを感受しながら経済大国へと成長しました。




しかし今の日本は経済成長が止まって、あらゆる経済政策を打っても効果が無く
反対に国の借金が膨らむばかりで20年近くが経過しています。
成長を成し遂げたら成長が止まるのは当然でカンフル剤を無理やり注入したら
具合が悪くなるのも当然です(^_^;)




それなのに国も企業もアメリカンスタイルのシステム化やマニュアル化を
ドンドン推し進め少しでも収益を上げようとします。
そもそもシステム化やマニュアル化とは”人”を信用しない考えから出来たもので
誰がやっても一定の仕事が出来る仕組みです。
もっと技術が進歩すれば人は使わずロボットやコンピューターがやれる仕事です。
ひとりひとりの人間の事よりも企業や団体が利益を得るために考えだされたものと言えます。




経済成長が止まったのはインフラや高度な技術が満たされて、モノをムダに使わない
という価値観の転換が行われているからだと思ってる私には
これからの時代にアメリカンスタイルのシステム化が有効だとはとうてい思えないのです。
それが有効だとしても企業や団体が儲かるだけで…企業や団体も付きつめれば人の集まり!
最終的に誰が利益を得るかと言えば資本を出している極一部の人です。(^_^;)




豊さのピークかは人それぞれですが、100年前の近代から比べたら格段に豊かになって
誰もがNASAが始めて人工衛星を飛ばした時のコンピューターの何万倍もの
機能があるスマートフォンを手する時代になったのです。




これからの時代こそ…システム化やマニュアル化に依存しない、ひとりひとりの人間の感性や
自然との調和を大切にする日本スタイルが世界基準になると…
アメリカ旅行を終えて私はますますそう思うようになったのです。(^_^;)



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