パナマ文書の何が問題か?

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『カナの百面相(^_^;)』





中米パナマの"モサック・フォンカセ"という法律事務所
…と言っても世界40ヶ国 約500名が働く
世界第4位のタックスヘブン…すなわち企業や資産家の
"合法的税金逃れを扱う"事務所"のようです。
この事務所もパナマを拠点にしているのは
税金逃れなのでしょう(^_^;)




この"事務所"が保有する顧客情報の全てがハッキングされて
ドイツの新聞社に無償で情報提供されたのですが…
あまりにも莫大な量で…世界76ヶ国の100以上のメディア、
日本では共同通信朝日新聞が参加しての大プロジェクトによって
全世界に報道されているようです。



その情報は1150万件!紙にするとトラック数台分の2.6テラバイトの
情報量だそうですが、
私が使っている小さなハードディスクは3テラバイトですが
iPhoneで撮影した動画だと1年程で使い切る僅かな量です。
文書ならとんでもない情報量が簡単に世界中に拡散されて
しまう時代なったという事ですね。



私はこのブログで何度か書いていますが
インターネットが世界中のあらゆる"壁"を溶かして
平準化していくメディアであり、
それがマサに現実化している!
ソレに無駄な抵抗をしているのが
"アベノミクス"と批判し続けています(^_^;)



ピケティは19世紀から今日までの世界データを集積し
超カンタンに言ってしまえば…
『r=資本による収益率』は 『g=所得の伸び率』を
常に上回って格差が拡大する事を証明したわけですが…
"パナマ文書の公開"はソレを裏付ける
具体的な実態が世界中に公開された…
という事ではないでしょうか。




ココで公表されてしまった企業や資産家は…
「合法であり問題は無い!」と主張するでしょうが
「合法で問題が無い!という事コソが!大問題なのです(^_^;)






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