スマホがあれば要らない…第10回『派遣労働』


『雇用』が要らない…と言っているのですから
『派遣労働』は当然いらない!と私は思っているわけですが…
ココにこの問題の核心があるように思えるので挙げました(^_^;)



私が店舗経営に携わっている時にも多くの社員やアルバイトを使ってきましたが
派遣労働者を使った事はありません。
もちろん昔から派遣システムは存在していましたが
基本的にイベントや緊急事態の即戦力のプロとしての利用で
高価なものと認識していました。



ところが…今では使い捨ての調整の利く"労働力"として
"派遣労働"というのが大きな勢力を持つようになっているようです。
中高年(45歳〜64歳)の派遣労働者数は10年前より2.4倍にも膨れあがり
過酷な労働や解雇など劣悪な状況で働いている…
というのがネット上で見られる『アエラ』の記事にありました。



私はこの年齢枠にも入れない今年70の高齢者ですが(^_^;)
なぜ良い歳をした彼らが派遣会社に登録し就労先を探すのか?
よく分かりませが今はソレが常識のようです(^_^;)
確かに知人に頭を下げ職探しをやるのは厳しいかも知れません。
雇用側も派遣から回された労働力と割り切って使えれば
厳しい環境下での会社運営にも重宝なのでしょう。



派遣会社は企業から受け取った費用の30%をピンハネ?して
70%を労働者に賃金として支払っているようです。
今では企業の殆どが正社員以外は直接雇用はせずに
派遣会社を使って労働力の供給というシステムが確率したようです。



業界9位・登録者60万人を抱えるパソナの会長は
アベノミクスは100%正しい!」という経済学者の竹中平蔵(^_^;)
60万人の企業から受け取る人件費の30%とえば相当な金額で…
常識的に考えても濡れ手に泡(^_^;)
パソナの正社員一人あたり約1000人の派遣労働者
正社員と商品である派遣労働者の格差も相当だと思われます(^_^;)



これほど便利で豊かで自由に好きな事が出来る時代なのに…
このような事態になって行くのはナゼなのでしょうか?
雇用されて働く…という考えや視点を捨て、
お金をかけずに好きな事をやって暮らせる道を必死で探せば
少々時間が掛かっても必ず見えてくるはずです(^_^;)