なぜ?こんな事に!…深夜の高速

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『写真は5月20日 山陽道SA"瀬戸"にて』




昨年秋、東名高速の深夜のSAがトラックで溢れていて
その時は何か特別な事情と思ったのですが…
今回宮崎をクルマで往復して
東名・名神山陽道では深夜になると
慢性的にトラックが溢れかえって
トラック・ドライバーは休憩を取るための
駐車スペースを探し回るという
過酷な環境が強いられている事が分かりました。





その原因は昨年4月から高速道路の割引制度が大幅に削減され
午前0時から午前4時の間をまたいで高速道路を走行するか、
その時間内に料金所を通過すれば3割引という制度に限定され、
割引が利用出来る深夜にトラックが集中するように
なったことによるもののようです。





そもそも高速道路が有料な国は世界で日本ぐらい(^_^;)
何が何でも経済活性化をさせたいアベノミクス
流通の血管とも言える高速道路を動脈硬化にさせておいて
トラック・ドライバーに過酷な負担を負わせる…
安倍チャンらしい弱者虐めの政策と言ってしまえばソレまでですが、
どうしてこんな政治家が支持されるのか
私にはまったく理解出来ません(^_^;)





高速道路の 駐車場での混乱は
トラックのスペースが絶対的に足りないという事だけで
SA(サービス・エリア)の店舗はガラガラ、
トラックだけが右往左往しているのです。
長距離トラックのドライバーは
クルマの中で身体を伸ばして休む事が出来れば良いのでしょう。




SAのトラック駐車のスペースを広げたところで
儲からないというのなら、
殆どが山の中を走行する高速道路にはトラックの駐車スペースなど
作ろうと思えば幾らでも作れそうなのに作らずに…
路肩に停めたトラックの取り締まりは厳しいようです。
だからと言って高速料金の要らない一般道を
大型トラックやトレラーが多く走行するようになったらなおさら危険です。





1971年25歳で運転免許をとってから今日 までクルマに乗り続け…
高速道路も数多く走破して一貫して感じる事は
トラックのプロドライバーのマナーは
一部の例外を除けば基本的には
とても素晴らしいという事です。
こんな過酷な環境にあっても
キッチリと隙間なく駐車しているトラックを見ると
感動して目頭があつくなってしまうのは
トシのせいなのでしょうか(^_^;)




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