マックの栄枯盛衰 おわり

[][][
『写真は4月29日 青梅市にて』




マックの衰退は…突き詰めていけば
大資本によるアメリカン・システムの"崩壊"…と
言いたいところですが…"限界"と言う事で、
前回は終わらせて頂きました(^_^;)




私が1972年にマックがアメリカから初上陸して
目を輝かせたのは…
コレまで日本では見たことも無いパワフルでスケールの大きな
統一されたシステムでした!




それからマックはアッというまに日本全国…
いや世界のどの都市に行っても目にする事になり
海外旅行をするとソノ国のマックに行って…
価格や味を比較するのが楽しみになり、
言葉が通じなくても好きな商品を簡単にゲット出来るのも
マックの素晴らしさとして感動していました(^_^;)




マックに限らず店舗・商品・映画・音楽…
あらゆるモノや情報がアメリカン・ブランドとして地球上に氾濫し…
TPPで更なる寡占化を目論んでいるようで、
日本が太刀打ち出来る相手ではありません(^_^;)




しかしマックの衰退は…
アメリカン・システムの限界! 崩壊への始まりだと私は思っています。
モノや情報が溢れ飽和状態にある時代に
従業員を雇用し、企業収益をあげ、投資家に利益を還元するには…
製造原価は極限まで下げるのが宿命だったのでは無いでしょうか。



今の時代、
そんな事をしなくてもマック程度の商品を同程度の価格で
製造販売する事は可能な時代になったはずです。




但し企業や投資家には還元されず、
利益は当事者だけの個人営業である事がポイントです(^_^;)
身近にあって安く手に入いる拘りの素材を使っての
売り切れゴメンのバーガー屋が無数に誕生すれば…
マックより楽しくて持続可能なはずです(^_^;)


1972年!大資本がバーガー屋をやる事に感動した私が今では…
大抵のことが個人規模でも出来る事に感動しているのです(^_^;)
そうなれば大資本ブランドが寡占化するアメリカン・システムも
アベノミクスも時代に逆流するものと私は思っているのです(^_^;)



そうそうiPhoneGoogleFacebookなどは
現在のアメリカン・システムの騎手かも知れません。
しかしインターネットは個人に親和性の高いツールですから
どうなっていくのか?
ナントモ面白い時代になってきたものです(^_^;)



人気blogランキングへ