そもそも…ラテンって?


『写真は8月5日・川崎市宮前区我が家付近』



私とラテンの関わりは…
1965年4月に拓殖大学に入学し、
ラテンアメリカ研究会というクラブに加入した事から始まります(^_^;)
従って来年4月で50年の関わり合いになりますが
今だにラテンアメリカの国には訪問した事もないのです。




ラテンアメリカに興味を持ったのは
私が高校時代に関西テレビの役員をする伯父がメキシコのテレビ業界視察?
の帰りに羽田から渋谷の我が家に寄った伯父から聞いたエピソードでした。
日本の効率性の高い秒刻みで放送システムを講演した後の懇親会で
メキシコの放送局の人達から口を揃えて伯父が言われたのは
「あなた方は気の毒だ、是非メキシコに来てのんびりと働いて下さい」と(^_^;)




8年前にはドイツまで行ってワールドカップを楽しみましたが
今回のブラジル大会はテレビ中継すら一度も見る事なく終わってしまいました(^_^;)
テレビを見なくなった事もありますが、楽しめないと思ったからです。
オリンピックもそうですがスポーツ本来が持つ偶然性や長閑さが消え去って
効率性・合理性で統制された試合に魅力を感じないからです。




ラテンアメリカの国々の国技とも言えるサッカー。
そのサッカー王国で主催国でもあるブラジルを
ドイツのサイボーグのように統制され攻撃で7対1という
歴史的大差で破った事は、サッカー文化の否定であり崩壊との見方もあります。
ブラジル市民が自国のWC開催に反対したのも、
自分たちが楽しんで来たサッカーをFIFAが奪っていったからです。




2001年の経済危機によって翌年経済破綻したラテンの大国アルゼンチン。
全農耕地の6割が米国資本下におかれモンサントの遺伝子組換農薬の散布で
健康被害や環境破壊があっても頑張っているに、
その債務を巡って米国の悪徳投資ファンドの横暴に非難の声も上がっている(^_^;)




しかしそれらはラテンの衰退ではなく、ラテンが世界水準になる前兆だと私は見ているのです。
未だラテンアメリカに行った事の無い私ですが、学生時代の仲間と少なくとも一ヶ月以上
ラテンアメリカの国々をのんびりと旅したい…もちろん妻も一緒にです(^_^;)






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