滅私奉公か?公私混同か?


『写真は4月29日・百合丘のバザー会場にて』



日本人は自然を愛し、穏やかで勤勉な性格と言われていますが…
武士道に代表されるような
組織の一員になると"私"を捨て"組織"の為には人生や命までもかけてしまう
『滅私奉公』を美徳とする文化もあるようです。




そのおかげで…
極東の島国から世界の列強・経済大国へと登り詰める事が出来たとも言えます。
しかし…ここからが問題です!
『滅私奉公』がこれからの時代にも有効か?ということです。(^_^;)
●組織の立場からは…
人材を抱えるメリットよりリスクが高まって終身雇用という制度も崩壊していった。
●雇用される立場からは…
自己犠牲を求められずに自分らしい生き方が出来る時代になった。
…という事で双方にとって良い事だと私は思うのですが
国民の多くが安定した雇用を求め、政府も雇用の充実を重要課題にします。




まだまだ『滅私奉公』したい人がいて『滅私奉公』が求められるという事になりますが
ソレはどのような結果を及ぼすか?です。
「本当の悪とは平凡な人間が(命令や業務に忠実に)行う悪」と
12月にココでも取り上げて映画【ハンナ・アーレント】のテーマでもあるわけですが
私はアベノミックスに、その怖さを感じてならないのです。(^_^;)




人種の色や地の境も無い、誰もが"個"として自立し生きていける世界が理想と
私は学生時代から思ってきました。
そうは言っても才能の無い怠け者の私はソコソコに雇用され(^_^;)
今でも大きな保険会社の個人代理店でエラソーな事は言えませんが
「やりたく無い事は絶対にやらない!」だけは貫き通してきました。




『公私混同』の自営で仕事をすれば悪い事は出来ません(^_^;)
ひとりでも多くの人が、そのような営みをするようになれば
これまで大企業が投資家に還元していた莫大な利益は不要になって
どの市場も荒らされず、持続可能な経済が維持される事でしょう。
一度しかない人生を時間を自分らしく…年金に頼らずに生きる事が出来たとしたら…
21世紀の理想と思うのですが、如何でしょうか(^_^;)





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