マスコミか?ミニコミか?


『写真は3月24日・渋谷アップリンク』



先日で渋谷で若い人たちが製作したドキュメントの試写会に行きました。
きっかけはFacebookで"お友だち"になった永田浩三さんが、
この試写会の"お誘い"をされていて興味もあったからです。
永田浩三さんは元NHKのプロデューサー。
2001年にあった『NHK番組改変事件』で彼がプロデュースした
従軍慰安婦を扱ったドキュメントが放映寸前に政府圧力によって
ズタズタにカットされた当事者で被害者(^_^;)
現在は大学で教鞭を取られ『NHK 鉄の沈黙は誰のために』 など多くの本も書かれ
現在のNHKが益々政治権力の前に屈して行く事を憂いておられます。




ネット上で拝見した永田さんの報道に対する真摯な思いと人柄に感動して
"FB友だち"になって頂いたわけですが、
私自身はNHKをはじめ"マスコミ"そのものが限界に達していると思っていて
ほとんど興味がありません(^_^;)
唯一マスコミとして日経新聞の電子版を購読していますが…
何に興味があるかと言えば「何を報道しないか?」です。(^_^;)




広告収入に支えられている民放や新聞・雑誌はスポンサーが不利益に
なるような報道は控えます。
この国は民放は元より国民の受信料で支えれているNHKですら
政府(総務省)の管轄下にあって報道機関として
国家権力に真っ向から立ち向かう事が出来ない仕組みになっている
先進国では珍しい国でもあるのです(^_^;)




ようするに"マスコミ"とは基本的に権力と金によるバイアスが掛った
報道の可能性があると…私は思っているのです(^_^;)
そして今ではインターネットの技術革新と普及によって…
マスコミの時代からミニコミの時代に移って行くと私は確信しているのです。




この日のドキュメント試写会の作品はどれも素晴らしいものでした。
権力やお金が無くても誰でも作れ、世界中の人が見てもらえる可能性だってあるのです。
色々な人が色々な思いや情熱、専門知識など…バイアスもいっぱい掛けて
そんなミニコミが溢れるようになれば…素晴らしいだろうな
なんて思ったアットホームなミニ試写会でした(^_^;)




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