そもそも…NHKって? その2

  
『写真は昨年6月・川邑厚憲さんと飯山にて』



テレビをまったく見なくなった私ですが…
22日の土曜日、どうしても見たい番組がNHKであって
ツイに見てしまいました(^_^;)
冬季オリンピックではありません…
ETV特集 『94歳の荒凡夫(あらぼんぷ)〜俳人金子兜太の気骨』
という、長くて難しいタイトルの番組で
俳句の世界に疎い私は"荒凡夫"も"金子兜太"も知りません(^_^;)




どうして、そんな番組を見たのかというと…
これを制作した河邑厚憲さんからのメールが
昨年10月に飯山で自主映画会を開催したボランティアの
『いいやま虹の里プロジェクト』に届いたからです。
河邑さんは、その時に上映した映画『天のしずく』の監督で
元々はNHKの名プロデューサー!
そして何より私が感動したのは、前々回のブログで触れた
私がとても影響を受けたNHKで放映された『エンデの遺言』の
製作者である事を知ってとても感激したのです(^_^;)




お会いした時に「今度は俳人・一茶を主人公にした映画を撮りたい、
撮影の時はまた飯山にお世話になるかも知れない」…と言われ
すっかり河邑作品のファンになった私は「なぜ一茶なのか?」と思っていたのです。
河邑監督のメールにこう書かれていたので見ない訳にはいきません。
>将来の小林一茶に繋げようという第一歩です。




番組は一茶の言葉「荒凡夫」を支えに自由にありのままに生きてきた
金子兜太を通して"生きもの感覚"や"土から離れた物質主義"を
問題定義…五七五の短く強い日本人の心に残るメッセージ性…
河邑監督の狙い何となく見えてきたようでとても楽しみです(^_^;)




前回のブログでのテーマになった2001年のNHK改変問題もETV特集
その時のプロデューサーでNHKを退社した永田恒三さんも活躍され
先日Facebookの”お友だち”にもなって頂きました(^_^;)
NHK、特にEテレは今でもユニークな番組が制作され反骨精神も垣間見え(^_^;)
テレビを見なくはなりましたが
影ながらNHKを見守っていくのは日本の将来を見る上でも大切…かも知れません(^_^;)






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