そもそも…政治家って?Part2


『写真は10月エール大学(コネチカット州ニューヘブン)』




『そもそも…政治家って?』は以前にも書いたので
今回は”Part2”として前回の”官僚”に絡めて書かせて頂きます。




学校の社会科の授業で司法(裁判所)行政(内閣)立法(国会)の”三権分立
なんてことを習った記憶は多くの人にあると思いますが
私は国会議員である政治家が三権が分立しているはずの
行政と立法を一緒にやっているようで何だか難しいなと思っていました。
今はもちろん、それなりに理解していますが(^_^;)




政治家とは職業として政治に関わっている者の総称ですが
ここでは国会議員に絞って考えてみたいと思います。
彼らの本来の任務は地元に利益誘導するのではなく
投票で選んでくれた国民の意思を代表し法律を作る事です。
国会議員が政権与党になって内閣に入って省庁のトップすなわち
大臣になるのが政治家の最終目標なのかも知れません。(^_^;)




しかし国会議員になったからと言ってスグに法律を作るなんて事は
出来ませんから実際に作るのは官僚です。
大臣に就任し行政を行うと言っても実際に行政をしているのは官僚です。
官僚と違って選挙で主権者の国民から選ばれた政治家は
国民に変わって官僚を手足として使わなくてはならないのです。




しかし今とても不思議な事が国会で行われています。
国民の代表であるはずの自民党の国会議員が秘密保護法案を
通そうとしている事です。
この法律の対象は秘密を知りうる公務員で彼らの口を塞ぐ法律です。
自民党が常に政権与党であれば”秘密”をコントロール出来ますが
野党になれば”秘密”を手にする事は出来なくなるのです。
もちろん国民は常に何も知らされません。




選挙民の声などまったく無視した、しかも国会議員自らの首を絞める
馬鹿げた法律を通そうとするのか!私には理解出来ません。



そもそも…と考える事に後が尽きない世の中になったものです(^_^;)



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