そもそも…東京って?

 
『写真は9月12日やよい農園援農隊!(飯山)』



東京都知事はもちろん、首相はハッタリのスピーチをカマシ
皇室までも担ぎだし、必死の思いで誘致に成功し、
これから莫大な経費が投入して、東京でまたオリンピックをやる事になったのですが、
…それがどのような意味があるのでしょうか。




私は”お祭り”は好きな方ですし
1964年の東京オリンピックは熱い思いで体感しましたし
その20年後のロスオリンピックには幼い娘をつれて家族で現地に行きました。
しかし、それからだんだんオリンピックへの興味が薄れ、
昨年のロンドンオリンピックはテレビでもまったく見ないありさまです(^_^;)




なぜ、そのようになったかと言えば、
オリンピックがあまりにも商業主義に嫌気がさしていったのと
他にも興味があるものがドンドン増えてしまった事です(^_^;)




今回、東京にオリンピックが決まったのも、IOCの商業主義と
東京都と国のトップが莫大な財政を投入しても経済効果が大きいと判断した結果でしょう。
しかし今の日本で、しかも東京でオリンピックを開催してどんな経済効果があるというのでしょうか。
数千億円のお金が使えば、それなりの経済効果があったとしても
後は散々というのがパターン化している時代です。




ちょっと前までは道州制とか首都移転とか言っていたのに、
安倍内閣になってからは、それらは消え、東京をこれまで以上にコンクリートで固め
南海トラフトにも耐えられる効率的な未来都市にでもしたいようです。
しかし大災害やテロでのリスク、それに金融破綻などのリスクなども
大都市になればなるほど悲惨なものになっていくのです。
一極集中化は”古いシステム”で分散化が”新しいシステム”と思うのですが
アベノミックスは”古いシステム”にアクセルをいっぱいに踏んで
突進しようという勢のようです。(^_^;)




67歳の人生のうち60年近くを渋谷区、杉並区、川崎市と首都圏で暮らしてきた
自称シチーボーイ(^_^;)の私でも…
”3丁目の夕日”の昭和30年代の渋谷で育った私だからこそ…
東京がこれ以上の無機質な未来都市になってしまう事が許せないのです(^_^;)




人気blogランキングへ


このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。