そもそも…人道支援って?


【写真は9月1日・東京都稲城市にて】





シリアのアサド政権がサリンを使用して大量のシリア市民を殺戮したという事で
英米仏の三か国が”人道支援”の立場からシリアへ軍事介入する事が報じられた。
しかしイギリスは議会で軍事介入は否決、フランスは態度を保留し
アメリカのオバマ大統領は積極的姿勢を示しているようですが
各国それぞれの”国益”がからんでそう簡単にはいかないようです(^_^;)




そもそも…人道支援に”国益”が絡むのが不自然に思うのですが、
軍隊を出して戦闘するという事は、その国にとって大負担ですから
国益”を抜きに”人道支援”など出来ない事は私でも理解できます。




日本は軍隊を持っていませんから、そんな”悩み”は持たなくて良いのですが
自民党憲法を改定して”軍隊”をもちたいようです。
しかしアメリカを上回る軍事力が持てるわけもなく
アメリカから日本に出動要請が来れば、相変わらずアメリカ追随が”国益”と
軍隊を出す事になるでしょう。




自民党が軍隊を持ちたい大義名分は”自国を守る軍隊”のようです。
今どき外敵が大国(日本)に本土侵入したり爆撃するような事は考えらない時代です。
こんな事を書くと…また反論があるかも知れませんが私はそう思っています。(^_^;)
もし、そのような事態になって日本人が殺戮されたら…
各国が”人道支援”の立場と”国益”を考えて救ってくれるカモしれません(^_^;)




20世紀は戦争の時代と言われますが、その後半は朝鮮半島ベトナムのような
米ソが絡んでの内戦で、今はただの内戦や民族紛争やテロといったものです。
そんな時代なのに軍隊を持つ国は莫大な国家予算を毎年投入し続けて
今や世界の原子爆弾保有数は19000発もあるそうです(^_^;)




日本が憲法を改正し軍隊を持ったところで大した軍隊は持てませんし
持っても”国益”がなければ”人道支援”の出動も出来ません。
ここは日本の平和憲法を守って、今の自衛隊を世界の人道支援の為にだけ
国益”に関係なく出動出来るようにする……ここからが重要なのですが(^_^;)
世界の軍隊を持った国々に今の軍隊を撤廃し人道支援の機能だけ残す事を訴え続ける事です。
かなりの時間がかかるでしょうが…
そんな事が出来るのは世界中で日本だけだと思うのです。(^_^;)



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