そもそも…基本的人権って？
【写真は8月23日･品川インターシティ】
３．１１の原発事故からの２年半近くになるわけですが…
この国の政府や行政は基本的人権というものを守ることより
それらを犠牲にしてでも経済成長や消費の拡大が最重要なようです。(^_^;)
憲法９７条には基本的人権について以下のように書かれています。
「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の
成果であって、これらの権利は過去幾多の試練に耐え、
現在及び将来の国民に対して、
侵す事の出来ない永久の権利として信託されたものである」
”安部さん”は憲法改定を強く推進しようという政治家ですが
自民党の憲法改定草案には、この９７条の部分が削除されていているのです。
その理由を小沢一郎から質問された”安部さん”は
「基本的人権については他の既定のなかに取り込まれているのではないか…」
とシドロモドロの答弁で回答にはなっていませんでした(^_^;)
憲法を改定して国防軍を持ちたいという自民党の石破幹事長は
以下のようなとても判り安い？発言をしていたようです。(^_^;)
【2013･4･21「週間BS−TBS報道部」からの動画 2分30秒】
憲法を改定して自衛隊を国防軍にするのとセットで軍事法廷が設けられ
軍の命令に背く軍人は最高刑で罰する事の必要性をタンタンと語っています。
軍事マニアで有名な”石破さん”ですが、そうでなくても軍隊を持つ以上は
命令に従わない兵士がいたら戦争も出来ないわけですから
軍隊と軍事裁判がセットになるのは私でも理屈上は理解出来ます。
ようするに”基本的人権”と”軍隊”は両立しないという事です。(^_^;)
日本国憲法が”基本的人権”を”侵す事の出来ない永久の権利”と明記できるのは
憲法第９条で戦争の放棄を明記されているからではないでしょうか。
世界に類の無い平和憲法を守り”軍隊を持たない特異な国”を貫くのか？
基本的人権も保障されない戦争が出来る”普通の国”を目指すのか？…
ひとりひとりの国民が真剣に考える時がやってきたような気がしてきました(^_^;)
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