そもそも…靖国って?


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妻の亡くなった父は戦争で片足を失った傷痍軍人
宮崎から上京すると戦死した戦友を弔うため九段の靖国神社に参拝していました。



妻も父親から戦争の話をまったく聞いた事が無かそうです。
私のクルマで何度か義父と靖国神社に行きましたが
ただ戦友のために参拝に行くというもので思想的なものは感じず
義父の実直な姿を今でも思い出します。



日本が太平洋戦争を始める2年前昭和14年に大ヒットした「九段の母」に
こんな歌詞が出てきます。

♪空をつくよな大鳥居    こんな立派なお社(やしろ)に♪
♪神とまつられ もったいなさよ     母は泣けます うれしさに ♪



息子を戦争で亡くして心の底から”嬉しさ”に泣く母親がいるでしょうか?
でも、多くの国民がこの歌詞を受け入れて喜んで?戦地に肉親を送り出し
戦死する事は"名誉"と信じ、多くの兵隊が死んでいったのです。
戦死者を名誉として敬うのは日本に限らずどの国もやってはいる事ですが
"靖国"が日本の戦意高揚に大きく貢献した事は間違いないと思います。



毎年8月15日・終戦記念日になると、
閣僚や政治家の靖国神社参拝をするか?、しないか?
が毎年大きなニュースとなって、中国や韓国を刺激させ
ナショナリズムのぶつかり合いが恒例行事のようになって
不毛のパターンを繰り返すのが好きな人たちが多いようです(^_^;)



私が興味があるのは…
靖国神社に葬られている本人たちがどう思っているか?です。
多分とても複雑な思いで眠っていると思いまが
死人に口無しです(^_^;)



本人たちの意思はともかく、
戦争を起こした国が戦没者を大切に弔うのは当然の行為ですから
"靖国"と切り離したモニュメントを別に作ればと私は昔から思っているのですが


それでは戦意を高揚さす事が出来ない!
なんて今でも考えているエライ人たちがいるのでしょうか(^_^;)






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