そもそも…里山って?

   
【写真は8月3日・野沢温泉



私は長野県の飯山市というところに年に何度も行くようになりました。
市といっても人口22000人ほどの長野県では最も人口の少ない市で
世界中の市といえる地域で最も豪雪地域でもあるそうです。





そんな飯山に魅かれるようになったのは…
春・夏・秋・冬の鮮烈な季節の移り変わりと、その自然と向き合って生活する
飯山の人たちの暮らしや文化がとても素晴らしいと
行けば行くほど肌身に感じて思うようになったからです。





里山とは…手つかずの自然ではなく、人間が手を入れて
持続可能な生態系を築きながら人間が自然と調和し暮らしているところです。
飯山は古くから植林されたブナ林が豪雪の雪解け水をふんだんに蓄え
田植えの季節に棚田を潤します。
そんな飯山で獲れるお米や季節の野菜は本当に美味しく感じるのです。
なぜならば、そこで自然に作らた季節のモノをそこで食べているからです。





前回のブログで同じエコでも、エコノミー(経済)とエコロジー(環境)は相対する
もので両立しない事をテーマにしましたが
人間が昔から暮らしていた里山なら充分に持続可能というわけです。
だから私は里山である飯山での暮らしに憧れるし、
多くの日本人も里山で暮らし、里山を守ために農業を手伝ったりして
後はネットの時代ですから何か収入に結び付くライフワークを気長に続ければ
たとえ収入が少なくとも、なんとか暮らせる時代だと思っているのです。





そんな”甘ちゃん”の考えの私ですが(^_^;)
新聞の書籍の広告に『里山資本主義』というにが載っていてビックリしました。
タイトルだけで中身はまったく読んでいませんが
それこそエコノミーとエコロジーを合体させて経済成長を続けよう!という
自民党憲法改定草案に添ったタイトルのようで安部さんは喜ぶ構想でしょう。(^_^;)





もちろん飯山にも平成26年度末に新幹線が来るようで、その流れからいって
『里山資本主義』を支持する飯山の人たちも少なくないかも知れません。
ただ新幹線が走る寂れた地方都市を数多く見てきた飯山ファンの私としては
こんな時代だからこそ経済効率ではなく里山文化を守って欲しいと…(^_^;)





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