そもそも…ねじれって?

  
【写真は7月14日 飯山にて】





参議院選挙で自民党がひとり勝ちして…
【ねじれ解消!!】と新聞には大きな見出しが躍っていました。
私が電子版で購読している日経新聞などは
アベノミックスに信任を得たのだから、経済成長のために何でも
ためらわずに大胆に推し進めよ!…独裁政権でも誕生したような論調が
私には目につきます。




衆議院が解散しない限り、自民党がどんな事をやっても
次の参院選までの3年間はこの議席が占めるわけですから
かなりの事が自民党独裁で決めていける事はたしかです。





国民が選んだ結果と言ってしまえばソレまでですが
あくまで私の感覚ですが、自民党を積極的に支持して投票した人は
有権者全体の3割もいないのような気がします。
投票率が戦後3番目の低さの52.61%というのもその事を示して
いるのではないでしょうか。




今回の選挙で私はあえて”無効票”を投票したのは
自民の圧勝が歴然としていたからです(^_^;)




これまで「決められない政治」…という言葉がよく使われてきましたが
これから安部政権はねじれの無いストレートな国会で
”民意”を錦に御旗にして、どんどんと”決めて”いくことでしょう。





最終的に多数決で決まった事には
負けた者も決まった事を認めて従うのが民主主義です。
マイノリティーは常に意志とは違う事に従い続ける事になりかねません。
それを避けるには多様性のある自治体がモザイクのように増えて
気にいったところを選んで暮らせるようになればいいのですが…
まだ夢のようなはなしです(^_^;)




本来は民主主義は効率性が悪るくテマヒマがかかって
ねじれている事が良いのです。(^_^;)
その事に多くの国民が感じるのは、それほど遠くないような気がします(^_^;)



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