そもそも…保険代理店って?


【写真は松の山(新潟県十日町)の棚田】




40歳からまったく興味も知識もなかった保険の仕事を初めて67歳になります。
どうして興味も知識も無いのに東京海上の代理店研修生になったかと言えば
共働きで保育園に通う娘がいて時間のやりくりが出来そうだという
そもそもは不純な動機でした(^_^;)
損害保険の研修を受けて、始めて知った事は自動車保険に年齢条件があって
家族で私しか運転しないクルマの年齢条件が21歳以上担保で19年間も
高い保険料を払い続けていた事でした(^_^;)





代理店になる為のギリギリで研修期間を終え独立した私ですが
その頃、成績優秀で模範になって勢いがあった代理店の多くが…
その後問題を起こしたり衰退してたり、吸収され廃業したりで
何とか今でも生き延びているのは、我々のような代理店である事に
研修時代のOB会を数名でやった時に話題になりました(^_^;)





私は設備や人件費や家賃負担で破綻した店舗経営からの転職でしたから
保険会社が代理店の大型化を薦めれば薦めるほど…
代理店にとってデメリットになるという確信は強く持つようになっていきます(^_^;)




代理店運営に経費を掛ければ少々無理をしてでも売り上げを伸ばさなくてはなりません。
ホケン屋がセケンから嫌われるのは強引に保険を押し付けてくるイメージがあるからでしょう。
個人代理店は売り上げが無ければ収入が無いだけです(^_^;)
仕事を長く続けるコツは「やりたくない仕事はしない、売りたくない商品は売らない」と
怠け者の私はつねづね思ってきた事です(^_^;)





そんな中でインターネットの普及は私にとって救いでした。
経費をかけずにムリをせずに、そんなワガママな仕事が可能になるからです。
「公平に保険を薦めるためには多くの保険会社の商品を扱い事が必要!」なんて事を
最近よく耳にしますが、お客様は自由に代理店を選ぶ事が出来るのです(^_^;)





”公私混同”が私のモットーですが…これは保険代理店を長く続けるためでもあります。
24時間365日私は仕事をしているといいますが妻は遊んでいると言います。
夫婦で情報を共有し二人で一人前というスタンスを判って頂く事も重要だと思っています(^_^;)
保険代理店は21世紀の理想的職業と思っているのですが…
そう思っているは…ひょっとしたら保険業界でも私ぐらいかも知れません(^_^;)



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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
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