そもそも…設備投資って?


【写真は6月7日・宮崎にて】




8日(土)の日経新聞・朝刊トップに安倍首相の顔写真が大きく載って
【首相「設備投資に減税」】【成長戦略で追加策】…
という見出しが。
それに関連して第三面にある『きょうのことば』の欄
【国内設備投資の老朽化・製造業で13.4年、最長に】…
という記事も掲載されていました。




ようするに多くの企業に
設備投資に対して減税をやるのだから、
この際古くなった設備を新しいモノに買い換えて
経済の活性化をいたしましょう!…と
呼びかけているようです(^_^;)




『きょうのことば』の記事を読んでみると、
とても興味深い事が書かれて閉められています。
…「古くなった設備を続けて使えば故障が増えたりして
売り上げの伸び悩みを招きかねない。
設備の刷新が遅れるほど、従業員には賃金の低下や解雇の拡大を
通じて雇用環境に悪影響を及ぼすおそれが増す。
政府は悪環境を断つため減税などををテコに企業の設備投資を
促し、経済の活性化を目指す。」…と。




○古い設備を持っていたら故障が増え売り上げの伸びなやみになる?
機械設備の営業マンの常套句でこんなトークでノセられる経営者なら
13.4年も機械を維持する前に破綻していたでしょう。(^_^;)



○設備の刷新が遅れるほど賃金低下や解雇で雇用環境に悪影響??
爆発的な売り上げ増が見込まれるならともかく、高額の設備投資を企業がやるとすれば
逆に人件費の削減の為の省力化が普通ではないでしょうか(^_^;)



○政府は悪環境を断つため、減税をテコに設備投資を促し経済の活性化??
もうコメントする気にもなれません(^_^;)



日経新聞がアベノミックスを応援するのは判りますが面白い記事満載のこの頃です(^_^;)



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