そもそも…成長って?


【写真は6月2日・びわ湖大津SAにて】



アベノミクスの第三の矢が『成長戦略』と言う事で
やたら『成長』という言葉を耳にする昨今ですが、これも私には理解できません。(^_^;)




「日々精進していくもので成長に終わりがない!」
なんて言葉は聞きますが、それは精神的・人間的成長であって
昨今言われるのは経済的な成長ですから限界が必ずあると思うのです。




日本は世界の国々からみたら充分に成長を成し遂げて国です。
まだまだ世界には貧しい国も沢山あり
これから人口が増えていく活力がある国もあります。
こんな事を書くと「だからソノような国を相手に援助や融資をして
成長戦略を…」という事になるようです(^_^;)
言葉は綺麗に聞こえますが、行き場の無い莫大な投資マネーが
発展途上国を喰いモノにしていく例は後を絶ちません。




人間的な成長なら…「足るを知る」に代表されるような
金銭とかモノに執着せず捨てる事が"成長"に繋がったりするのですが
経済成長となれば金銭的や物質的な成長ですから
「足るを知っちゃいけないのです」(^_^;)
もっと金を使え!そして金を増やせ!消費せよ!…
その為には原発も、遺伝子組換えも、何でも必要!というようです(^_^;)




成長戦略と言いますが、新しいビジネスや技術が開発されれば
それによって淘汰され消えていくモノや産業の方が多い時代です。
下敷きのような板一枚のモバイル端末を持っていれば、
テレビも新聞も雑誌も音楽も電話もカメラもビデオも通信もカーナビも…
多くのものがいらなくなって、多くの産業が消えていくのです。
電機自動車が普及すればガソリンも車検も修理工場も、
そして事故も制御され自動車保険も必要なくなるでしょう(^_^;)



”成長戦略”をやればやるほど…モノは便利に安くなり”デフレ”になるのです(^_^;)
したがって、やりたい人は多いにやって頂ければと思います。
但し…それはアップルとサムソンのように過酷な競争で
生半可”成長戦略”にノッて大やけどする確立は大だと私は確信しております(^_^;)



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