そもそも…農業って?


【写真は5月29日・浅草にて】




前回は”農協”でしたので、今回はその本丸の”農業”について触れます。



今や”農業”は21世紀の成長産業として、
アベノミックスはもちろん世界中で注目されるようになり
アフリカを初めてとする発展途上国の土地が買い占められたり
食の安全が問題になったりテンヤワンヤの様相です(^_^;)




前回のブログでリンクした農協がTPPに反対する意見広告の中で
こんな事が書かれています
『農家一戸あたりの農地面積で言えばオーストラリアは日本の約1500倍。
70%が中山間地の日本との競争はなりたちません。』




オーストラリア大陸アメリカ大陸も17世紀から18世紀にかけて
新天地を求めてやってきた白人が先住民を駆逐して
自分達の食糧を効率的に生産するために大型農業を始めたのです。
もともとが痩せた土地に…
大量の化学肥料と農薬を空から散布し20年で農地は使えなくなり
荒廃した土地が広がって問題になっているようです。




日本は70%が中山間地だからこそ、
多様性のある作物や豊かな水と肥えて土地に支えられて
古くから高度な農業を育み美しい田園風景の中で高い文化水準を
今でも持っているのです




農地面積が日本の1500倍だから…競争が成り立たない(^_^;)
どこまで縮めたら競争になるのでしょうか。
アベノミックスは農業も法人化して強く大きく効率性を高めたいようですが
もちろん大反対です(^_^;)




TPPを機会に日本の農業は徹底的に農薬や遺伝子組み換えを使わない
作物に徹して、田園の景観も農耕文化も守り抜く事です(^_^;)
そうすればロングステイで里山に来る国内外の観光客が増え
長寿国ニッポンの食文化は世界から注目され
日本産の農作物はブランド化し高くても売れるようになるのではないでしょうか。



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