そもそも…農協って?


【写真は5月17日・飯山にて】




農協がTPPに反対する意見広告日経新聞に掲載されていました。



私が生まれて初めて田んぼに入って農作業をしたのは5年前の飯山(長野県)で
の田植えからで60歳を過ぎてですから…
それまで農業も、まして農協にもまったく興味も知識もありませんでした。
しかし、それ以来すっかり農業や里山に興味を持ち、首都圏での野菜作りに
参加したり大豆の栽培から味噌作りも4年前から始めました。
それからというもの農業に関心を持つようになり、
そんな中で農協の存在やあり方にも多くの疑問を持つようになりました。




都会に住む私のような一般の消費者が農業に魅かれるとしたら
のどかな風土や自然との調和の中で無農薬もしくは低農薬、
不耕起栽培といった科学肥料に頼らない…そういう人たちと触れ合いながら
安心できる美味しい作物を食べる事が出来るからではないでしょうか。
そういう農業を目指す人たちや、それを応援する人たちがどんどん増えていけば
この国の農業も面白くなっていくと思うのです。




農協のTPPに反対する全面広告には”遺伝子組換食品”を批判し、
消費者に安心・安全な農作物を届ける事が農協の最大使命だといい
経済効率のみを優先した…弱肉強食の仕組みに未来はない、
などなど、ならべて大地の絆を繋ぐため行動すると宣言しています(^_^;)




しかし農協で販売している”種”の大部分がモンサント社が開発した
”F1種”という一代限りで自殺する種といわれるものです。
科学肥料や除草剤もセットになっていたりして
収穫は素晴らしいようですが農家は毎年、種を購入しなければなりません。
こんな環境の中で自分は普通の種を使ってもF1種と交配して
種が出来なくなってしまうようです。(^_^;)
農協は農家に大量の農薬や化学肥料や耕運機などを売って儲けてきましたから
それらを使わない自然農法や不耕起農法は嫌いなようです(^_^;)




農協がTPPを嫌うのは日本の食の安全や大地の絆を守のではなく
自分たちの既得権が脅かされるからのような気がするのですが…
農業も農協もまだまだ詳しくない私がエラソーな事は言えませんね(^_^;)



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