そもそも…所有って?


【写真は5月1日・宮崎県北浦】



”消費”は使ってしまえば終わりですが
”所有”はあと後まで残って”資産”になったりするわけですから”消費”するよりも
合理的なようにも思われます。
アベノミックスは”インフレ期待”でデフレを退治して皆にお金を使わそうという作戦ですから、
高額な不動産や金融資産や美術品や高級車などを購入し”所有”してもらう事の方が
本当の狙いのようにも思えます。
このような商品こそ、消費者がインフレを期待して…
すなわち将来価格があがる事を期待してお金が使ってくれる可能性が高いからです。




しかし…このような資産性の高い商品が将来に向かって価格があがる可能性は
前回の消費で書いたのと同様にとても厳しいでしょう。
なぜならば、答えは同じ…すでに充分すぎるぐらい供給過剰である事と
それにもうひとつ”所有”をしない生き方の方が
トレンディなライフ・スタイルになっていく可能性の方が高いからです(^_^;)




高度成長の時代はマイホームやマイカーを持つ事が夢で、
住宅産業も自動車産業も栄えましたが、
少子化時代で一人っ子同士が結婚したら片方の両親の家屋は余っていきます。
大した財産が無くても捨てきれないモノが溢れているのが一般的です。
今は処分するのに大金が掛る時代ですから、出来る限りモノを持たない生活の方が
フットワークも良くなって、余計な維持管理費や保険料もセーブでき(^_^;)合理的と思われるからです。




私が自分でも心がけて同世代の友人に薦めているのがiPadのようなモバイル端末です。
「将来、介護施設に一人放り込まれても、モバイル端末が一つあれば主体的に残りの人生が
楽しめるように今から用意しろ!」と…。
冗談のようにも聞こえますが、けっこう真剣です(^_^;)




一般的な家にある写真やレコード・CDや書籍など全部のデータぐらい今でも入ってしまいます。
それも家に於いてあるより整理され簡単にクリアな画像や音声で取り出せます。
国内外の誰とでもリアルタイムでお金もかけずにボタンひとつで繋がります。
これからモットモット進化を続け障害者でもさらに簡単に使えるようになるでしょう。



”所有”する事のメリットより”共有”する事のメリットの方が高いことを
多くの人が気付くようになる事は、そう遠くないと私は信じているのです(^_^;)



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