そもそも…インフレ期待って?

 
【写真は5月2日・宇野〜高松カーフェリー】




アベノミクスに異議を唱え続ける私ですが(^_^;)
そんな中で『インフレ期待』という言葉を目にするようようになりましたが…
これにもとても違和感を感じてしまいます。
デフレ脱却をスローガンにした安倍さんがインフレを期待するなら判りますが
物価が上がるインフレを”期待”する庶民がどれほどいるのでしょうか?




例によって『インフレ期待』をグッグてみたら…
これは経済用語で”期待”は”予想”という意味で使われているそうです。
しかし5月3日日経新聞朝刊の
【インフレ期待じわり・黒田緩和一ヶ月】という見出しの記事の冒頭には
「…円安・株高が進行。日本経済が15年に及ぶデフレから脱し、
物価が上昇に転じるとの”期待”がじわりと広がり始めた。」   
その結びには「…消費や生産が増えるという好循環が始まるまで
市場の”期待”が持続させられるか課題だ。」…と
”予想”でなく”期待”を従来の意味で普通に使っています。




という事はやっぱりインフレを予想ではなく期待の意味が強いように思われます。
であるならば”誰”が期待をするかと言えば上の記事にもある
”市場の期待”のように思われます。(^_^;)
市場とは商品や証券が売ったり買ったりするところですから
お金のやり取りが活発に行われなくなると衰退してしまいます。
したがって”市場”がインフレを期待するのは当然だと思います。(^_^;)




インフレはお金を持っていると、その価値が下がっていく事ですから、
多くの人がお金を使おうとして1400兆円あると個人資産が市場に雪崩れ込めば
市場が活性化して景気が良くなるかもしれません(^_^;)




ここで気を付けなくてはならないことは
市場は売り買いが活性化する事で利ザヤが生まれるところだという事です。
不動産や株の売り買いが活発になれば不動産業界や証券会社は確実に利益をあげます。
それ以外のあらゆる商品も売買された時に利益を上げるのは売り手です。
何だかよく判らないけどインフレに期待させられて(^_^;)
不動産や高額商品をローンで購入し数年後に泣かされるは、ババを掴まらせる庶民である事は
バブルを経験した日本人は覚えているとハズなのですが(^_^;)






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