そもそも…歴史って?


【写真は本文の日向市・美々津 5月1日撮影】




先日、宮崎からクルマでの帰路はしばらく一般道を通て
太平洋側を北上しながら走行していたら…
日本海軍発祥之地】という看板が出ていて右折を示しているので
ちょっと寄ってみる事にしました。
情緒のある古い漁港の横に大きな石碑が建っていました。
建立されたのは1942年9月10日、
真珠湾攻撃が1941年12月8日ですから戦争が始まって9カ月後に建てられもので
時の総理大臣であり海軍大将・米内光政の名が刻まれています。
そしてココは紀元前660年神武天皇が日本で始めて水軍を編成した所だそうです。
そう言えば宮崎は日本神話の宝庫なのです(^_^;)




私の高校時代の授業で【歴史とは何か】(岩波新書)E・H・カー
を読んで感想文を書けという宿題があって苦労しながら読んだ記憶があります(^_^;)
もう具体的な内容や、どんな感想文を書いたのか忘れましたが、
それ以来「歴史とは何か」というフレーズは常に私のアタマに残って
今日まで至った事は確かなようです(^_^;)

歴史は無数に蓄積された過去の記録の中から、
その時代や政治の視点の中で作られていくもののようです。
したがって義務教育の歴史教科書問題などが良く議論されるのは、
国が子どもたちに歴史の何を取り上げ何を教育するかという事は重要なテーマだと
思われているからでしょう。




日本の歴史教科書が戦前と戦後ではまったく違っても当然ですし
まして日本が植民地として統治していた国々の独立後にの歴史教育
日本人の歴史感がまったく違っても、まったく不思議ではないはずです(^_^;)




国家が国民を纏めナショナリズムを高揚さす最も一般的な手段が
”共通の歴史認識”を持たす事だとも言われています。
しかし今では誰もがネットを検索すれば国内外の無数の歴史が簡単に検索されて
手に入る時代になったのですから、それこそ「歴史とは何か?」という視点で
いろいろな歴史を調べていくのも楽しいかもしれません。
なにはともあれ…
歴史観を国同士で争う不毛な事は止めた方が良いと思う今日この頃です(^_^;)



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