そもそも…一票の格差って?


【写真4月11日・宮崎】




この国の主権者は天皇でも国会議員でもなく、
国民である事は憲法に明記されています。
従ってこの国の最大の権力者は国民というわけです。
しかし国民全員で政治をやる事は不可能なので…
国民が選挙で政治家を選んで主権者・国民の"委認を託された代理人"として
国会に送り出すというのが議会制民主主義の仕組みです。




国会議員は自分を選んんでくれた主権者である国民の"委任状?"を持って
国会での議決権を行使するわけですから
"委任状?"の数が多い議員も少ない議員も同等の議決権を持つとしたら
主権者である国民の意思が公平に政治に反映する事は出来ません。




主権者である国民が…
実際にそのチカラを示す事が出来るのは"選挙"しかないのです。
その選挙での一票に格差があるとしたら大問題なのに
それが何年も放置され未だに解決が出来ないとしたら更に大問題です(^_^;)




…とココまでエラソーな事を書いてしまいましたが(^_^;)
私もそこまで"一票の格差"について深く考た事もなく、
多くの日本人もそうだと思います。
それは国民…すなわち私たち日本人は自から血を流して勝ち取ったモノではなく
太平洋戦争での敗戦で天皇から自動的?に国民に移行されたからでしょう。
それはそれで良い事だと思うのですが…
何でも"お上だより!"の日本人の古くから習性は根強く残り、
そのたよりにされる"お上"も劣化が進んでいくようです。




主権者である国民が唯一の権力の行使が出来るのが"選挙"であるならば
その一票が持つ効力は公平に分配されなければならない…
この程度のことは小学生だって理解できる単純な理屈です。




高裁でも違憲判決が出ているのに、
国会がやった事には、これまで最高5倍あった格差を…
1.998倍と2倍以下につじつま合わせをして逆に2倍の格差選挙区が拡大させ
7月の参議院選挙も乗り切ろうとしているようですが…さて(^_^;)



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