そもそも…時間って?


【3月25日・飯山・なべくら高原森の家】




Time is money(時は金なり)…
英語が苦手な日本人でも多くの人が知っている諺で
誰でも知っているという事は誰でもなっとくしているからだと思います。




私が小学校の高学年だった頃…
『Time is money』のポスターを書いて何かの賞を貰った記憶があります(^_^;)
目盛が刻まれた太いローソクが溶けていく様子から時間の経過を表し
濃紺の闇をバックに描いたものでけっこう目立った作品でした(^_^;)





たしか”時の記念日”のテーマだったようなでグッグてみたら
大正9年に「日本人が時間をきちんと守り、欧米並みに生活改善、合理化を図ろう」
という趣旨で毎年6月10日として設けられたそうです。
それまでは日本人も時間に縛られずのんびりと生きていたのでしょうね(^_^;)





Time is money (時は金なり)という言葉には私も何の抵抗感もなく
「時間を大切に使いましょう」という意味にぐらいにしか取っていなかたのですが…
結婚し娘が産まれ、娘が小学生の頃ミヒャエル・エンデの児童文学「モモ」を
妻が娘のために買ったのを私が読んですっかり感動してしまいました(^_^;)
時間泥棒の「灰色の男たち」と対決する風変わりな少女モモのスリリングなファンタジー
時間に追われタダ忙しく働き暮らし大切なものを見失っていく人々が描かれます。





バブルが弾けたころに読んだ私にとっては影響力があった本で
あれから20年以上も経過したわけですが…
時間泥棒の「灰色の男たち」はますます増え続けているようです。
コストのかかる無縁社会を構築し、人々は雇用される事を望んで時間を切り売りし
ただ忙しくロボットのように働き、自らも消費マシーンとして忙しく消費に貢献しメタボ化して…
大切なモノを失っていく。(^_^;)




しかし、それとは反対にモモのようなライフスタイルを目ざす若い人たちや若く無い人たちも
増えて二極化していく傾向もあるようです。
どちらを選ぶかは人それぞれの自由というわけですが
いずれにしても、時間は一日は24時間、一年365日誰にも平等に与えられ
それが何年間与えられるかは誰も判りません(^_^;)、
だからこそ人生は面白いと思うのですが…



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