そもそも…デフレって?


【写真は3月16日・渋谷でのピアノリサイタル】




「モノの値段はどうして決まるのか?」
欲しい人が大勢いるのにその商品が少ししかなければ値段はあがり、
反対に商品が山ほどあるのに欲しいと思う人がいなければ値段が下がる。
これは多くの人が納得出来る説明だと思います。




このデフレを退治してインフレにしようという政策が
多くの国民も支持も得て本格的に行われるようです。




今この国で生活に必要なもので、
お金をいくら出しても欲しいというものがあるでしょうか?
生活にそれほど必要で無いものや昔なら贅沢品だったものが今では
考えられないほど安く、またタダ同然で手にはいるものまであります。
私は公私混同で日本全国びんぼう旅行をしてきましたが、
一流ホテルであってもビジネスホテル並みで利用してきました。
よーするにほとんどのモノが供給過剰で安くしなければ売れないからです。(^_^;)





なぜ供給過剰になったかと言えば…
企業は少しでも収益が上がる商品を開発しようと技術開発を薦め、
ライバル社に負けない為には機械化や海外生産で人件費を削って
効率性と生産性を上げて少しでも安くと懸命に努力してきたからでしょう。
ホテルや観光施設も商業施設も飛行場も日本全国ガラガラなのは
景気が悪いからではなくヨソに負けてはならいと色々な計画を立てて
その結果が供給過剰になったというのが私の実感です(^_^;)





飛騨の高山に引っ越しした元市会議員の友人が
「デフレ退治なんて言ってるけどコッチじゃ安いものなんてないわよ!」と嘆いていました。
地産地生や手作りのモノが供給過剰でデフレにはなりにくいはずです。
デフレを本当に退治したいのなら
効率よく大量に生産してしまう企業には少々控えて頂いて(^_^;)
小さな生産者・技術者・芸術家・商店などなどがオリジナルの商品やサービスを供給し
ムダな消費を控えて人との繋がりを大切にすれば収まるはずです。




「デフレ退治をして企業を活性化し景気を良くする!」…というアベノミクス
アクセルを逆に踏んでいるとしか思えないのですが、どうなる事やら(^_^;)




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