そもそも…コンビニって?

 
【写真は3月14日・駒込にて】




今年の始めにクルマで宮崎(妻の実家)に行く途中、大分の国東半島によって
延岡から宮崎に向かう国道10号線で、以前は真っ暗で何もなかったに
ほぼ一キロごと左右にセブンイレブンとローソンが交互に延々と並んでいるのに驚きました。
これが噂に聞くコンビニのドミナント戦略という集中出店なのかと実感しましたが
ここ数年で一挙に全国どこに行っても大手コンビニを見かけるようになりました。





コンビニは小さな店舗で常に新鮮な弁当やおにぎりや総菜を始め数多くの商品を陳列するので
こまめな商品補給と管理が必要ですから、
一定の地域に集中的に店舗を出した方が効率性が高まるのはわかります。
しかし、こんな田舎?にそんなに出店して商売になるのか?人ごとながら心配してしいます(^_^;)
そもそもコンビニ店は直営でなくフランチャイズのオーナー制ですから、その地域のすべての店舗が
ひとりのオーナーで経営されているなら少しは納得しますが、店舗ごとにオーナーがいたら
同業他社のコンビニはもちろん、同じコンビニがライバルになってしまうでしょう。
それでもコンビニが増え続け我が国の代表的な成長産業のひとつと期待されているという事は
コンビニが誰にとっても必要不可欠なものになっていくという確信と戦略があるのでしょう。





『日本全国の高齢化・無縁社会の”個食時代の生活”をマーケットにする!』私の想像です。(^_^;)
問題は”日本全国”です…その地方の文化やコミニティを支えている古い店舗など
コンビニが数軒出店するだけで、コンビニの便利さに流され店舗は淘汰されコミニティも崩壊し
やがて日本全国が無縁社会になって…コンビニ無しでは生活出来なくなっていく(^_^;)





スーパーマーケットやショッピングセンターが全国に広がって商店街をシャッター通り
していった歴史がありますが、そのスーパーもショッピングセンターも今や頭打ち!
コンビニはフランチャイズ制で運営する”本社”にとっては出店の費用もリスクもほとんどなく
現場の人件費もオーナー側の負担!
完成されたシステムを作り上げれば、後は全国何千何万のチェーン店が”本社”にとってのお客様。
看板から店舗の内装・備品・ユニホーム等はもちろん、何より全商品の卸売り先になって
その上に店舗の粗利の三分の一を受け取ってしまうようです(^_^;)





私だって地方を夜遅くクルマで走っていてコンビニを見つけるとホッとします。
ましてコンビニに恨みなどありません(^_^;)
しかしコンビニだらけになった所に行ってみたいとも住みたいとも思いません。


コンビニとどう向き合うか?これもこらからの時代のひとりひとりのテーマになりそうです(^_^;)







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