そもそも…3.11とは?


【写真は3月8日川越市



2011年3月11日の東日本大震災から2年が経過しました。
『あの3.11とは何だったのか?』…
現時点(2013年2月)の数字でみた被害状況の抜粋です。



●死者行方不明…18,574名
●建物の全壊・半壊…397,882戸
●ピーク時の被災者40万人以上、現在315,196名
●震災による直接の被害額16兆円〜25兆円



確かに大変な災害ではありましたが
この国では毎年3万人が自殺によって尊い命を自ら捨てています。
2004年12月のスマトラ沖地震の犠牲者22万人です。
しかし、この3.11はこれまでの大災害と大きく違うところは
地震がおきた瞬間から大津波が街を呑みこむ映像が克明に生々しく
撮影した当事者の音声も入って無数に記録されている事。
そして私も含め数多くの日本人が大きな揺れを体感し
他人事ではない当事者として3.11を受け止めた事ではないでしょうか。




そして3.11の大きな問題は未だ上記の被害統計に大きく加算されないでいる
被害の実態が映像にならない…”原発事故”です。
人類史上唯一の原爆被爆国で核アレルギーとまで言われながら
科学技術を過信し自然を甘く見て経済性を最優先した事によって
”今の時代”の”日本という国”に起きた事に
大きな意味があるような気がしてならないのです。




すなわち”3.11”がひとつの大きなきっかけになって…
これまでの果てしない欲望を追求する科学万能、経済中心の競争社会から
もっと自然と謙虚に向きあい新しい生き方へと変っていく事が
尊い犠牲者の霊を弔う上でも大切な事ではないかと。



アベノミックスは3.11の教訓や反省は言葉だけ
原発再稼働でもっともっとの”お金中心”の果てしない競争社会を目指し
それにマスコミが同調したとしても…
地道なひとりひとりの活動や情報発信によって変っていくと私は信じています(^_^;)



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