そもそも…個人情報って?

 
【写真は3月6日・川越市



私は保険代理店を生業にしていますので…
お客様の個人的な色々な情報が蓄積されていく事でアドバイスの幅も広がり
お客様との信頼関係も蓄積されるとの思いを強く持っています。
したがって私も何事もオープンにホンネでお客様と接し価値観を共有し
妻と二人でライフワークとして細く長くやっていければ良いと思っています。(^_^;)




ところが2005年に施行された”個人情報保護法”という法律。
私には未だに理解しがた不思議な法律なのです。
まず、この法律は5000件以上の個人情報を扱う企業や組織を対象にしたもので
私のような小さな個人代理店は対象外で、対象になるのは保険会社です。
それなのに保険会社は我々代理店に対して神経質なまでに指導?をしてきます。
「ケータイやスマホに契約者のフルネームは入れないように…」とか
我が家(事務所)にやってきた保険会社のコンプラ係が色々言うので
「もし契約者の電話番号や住所が洩れたとして、どんな実害が予想されるのか
具体的な例を教えて欲しい…」と尋ねたら
オレオレ詐欺とか…」と言ったきり言葉を詰まらせ、
「…おっしゃる事は私も充分に理解しますが…」と
結局はコレがコンプラ係の仕事だから理解して欲しいという事で(^_^;)
個人情報保護の説明を受けたという署名を私から取り付けて帰りました。




こういった事は保険会社に限らず、PTA・自治会・同窓会など5000人以下の団体でも
電話番号や住所を載せる事が”個人情報”の漏えいになると恐れられ
「個人情報 守って 孤独死知らされず」…と川柳でも読まれる無縁社会になりました。(^_^;)




そんな無縁社会から脱却するため私はFacebookを多くの人に薦めるのですが
決まって帰ってくるのが「個人情報を公開してまではね〜」です。(^_^;)
そのような人でも街の歩けば無数の防犯カメラに撮影され
カードを使えば何時何を買ったかも、クルマを運転しれば何時どこを通過したかも、
筒抜けでデータとして蓄積されるのです。




個人情報保護法がどういう目的で誕生し、このような結果になっていったのか?
私には謎だらけですが(^_^;)
これからの時代は個人情報など恐れずに積極的に自ら情報発信をして
”自分”が”自分”である事を主張しておく事の方が結果的に自分を守る事になって
住みよい社会になると思うのですが、いかがでしょうか(^_^;)



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