そもそも…アベノミクスって?


【写真は2月25日・東大和




「貯蓄から投資へ!」とか…
「お金に働かせろ!」とか…
いったフレーズを数年ほど前によく目にするようになって
その頃急先鋒にいた勝間和代さんを早くからこのブログで批判し、
勝間さんのお仲間の経済評論家?の上念司さんの本を批判したら
直接のブログにコメントを頂きやりとり致しました(^_^;)




先日このブログ「そもそも…経済学って」の中で紹介した
ノーベル経済学賞に最も近いと言われる浜田宏一先生の本の中にも
浜田先生の考えの理解者として勝間さんや上念さんが何度も登場してきます。




日曜朝刊(日経電子版)に月刊誌WILL4月号の広告の中に掲載されていて
その中に「浜田宏一X上念司」の対談で
アベノミクス批判にすべて答える】という見出しでサブタイトルに
『金融政策は効かない』『儲かるのは企業だけ』『給料は上がらない』
『お金ジャブジャブで貸出需要はない』『国債の暴落』…
…日銀、マスコミ、エコノミストの嘘とデタラメを完全論破する!
というのが目に入ったので
このブログでアベノミクス批判をしている私としては興味深いので
これまで買った事もない雑誌でしたが780円を出して又買ってしまいました(^_^;)




結論から言うと内容は浜野先生の本に書かれた内容とほぼ同じで
私にとってはツッコミどころは満載ですが…その中で最もアベノミクスの本質と思える事を
上念さんが語ったいますので、そのまま掲載させて頂きます。




上念司…「人間は少しずつ賢くなるので、同じ量の労働力を投入したとしても
今年より来年のほうが二%ぐらい、より良くたくさんのモノを作り出せる。
すると、お金の量は一定でモノばかり増えるのでバランスが取れなくなった。
この状態を放置すると、お金のほうが希少価値が高まってモノの値段が下がるという状態になり
国民はモノよりお金を欲しがる”逆バブル”が発生する。この現象がデフレです。
人々は紙幣を欲しがってモノを買いません。
モノが売れないので企業の業績は悪化し、失業者が増え、世の中は大混乱に陥ります。
したがってデフレから脱却するためには、お金を刷ってバランスを取る必要があるのです。」



さて…これを読んでどう思われます?
人間が少しずつ賢くなって安くて良いものやタダのものが増えて、
そんなに働かなくても暮らしていけるようになる事は人類にとってメリットではないしょうか?
それでは企業が成り立たなくなって失業者が増えるという事ですが
そんな企業は淘汰されれば良いだけで”雇用”だけが働く事の全てではないのです。
多くの人が雇用に縛られず好きな事を生業にてお金に縛られるない生き方をする…
そろそのような考えを大切にした方が住みよい世の中になるとに私は思うのですが
ま〜しばらくはアベノミクスが支持されるのでしょうね(^_^;)



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