そもそも…賃金って?


【写真は3月3日・多摩プラザ】



コンビニのローソンが2013年度にグループの20歳代後半から40歳代の
正社員約3300人の年収を3%引き上げて、個人消費の活性化につなげると…
アベノミクスの中核『産業競争力会議』のメンバーの一人でもある
新波社長がデフレ脱却を目指すアベノミクスに対応する姿勢を示しました。




アベノミクスはデフレを脱却して2%のインフレ目標を掲げ
物価を3%ほど上げようというものですから賃金が3%以上上がらなければ
企業に雇用されてた人にはメリットがありませんし、年金生活者はデメリットだけです(^_^;)




新波社長はインタビューの中で
「円安株高で企業業績は改善傾向にあるが
賃金アップに反映されるには2〜3年かかる。
だがそこまで国民の期待感を繋ぐのはたやすい事ではない。
デフレ脱却と経済成長を国民の意志としてやり遂げるには企業も努力しなければ!」
…といかにも彼らしい力強いパフォーマンスです(^_^;)




しかし、このハナシ考えれば考えるほど私の悪いアタマでは混乱していきます。(^_^;)
今や国民の70%の人たちが支持をしている安部政権ですが
ローソンの正社員のような恩恵を受ける事の無い庶民は耐える事が出来るのでしょうか。
国内だけでも1万店以上あるローソンの店舗で働いているのは
高額な開店資金を投入し粗利の3分の1をローソン本部に収め
休みなく働くオーナーと何十万人ものアルバイトやパートが働いているのです。
景気がよくなれば!と言っても、
同業他社が乱立してリスクのほとんどはオーナーが背負う仕組みです(^_^;)




ローソン全店舗の売上は1兆6661億円。
社員の平均年収が1000万円としても3%は30万円X3300人で約10億円。
1兆6661億円の売り上げから10億円を”賃金”に回しただけで
こんなニュースになって(して)しまうのです(^_^;)




日銀総裁も変ってリフレ政策が本格化するようですが
ローソンの正社員は特別で、企業が繁栄してオコボレを賃金として頂くという事。
賃金とは労働を提供した事への対価ですから
思ったより少なくても、あまり文句が言えない事も理解しておかなければなりません(^_^;)



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