そもそも…TPPって


【写真は2月27日・都電雑司ヶ谷駅付近】



私は国境も無くなって誰もが自由に好きなところで生活し働く事も
出来るようになるのが理想だと昔から思っている者です。
したがって関税を撤廃し自由に貿易しようという考えには賛成ですし
問題の農業は関税を撤廃しても世界で充分にやっていけると思っています。




しかしアメリカのTPP戦略やアベノミクス下の勢い?の中で
このTPPが強硬されていく事には大いに問題があると思っています。
なぜならば投資の活性化!企業化!産業化!が剥き出しの
弱肉強食の”金儲け”の手段にしか見えてこないからです。




例えば問題の農業で考えれば
昔から受け継がれてきた稲作文化を効率性・生産性の悪いものと切り捨て
投資マネーを投入し企業化・大規模化の中で効率性・生産性を高めて
海外からの安いコメに対抗できる”強い農業?”の中で雇用を生み
収益の多くは企業や投資家に還元されるといった構造での活性化です。




私が思う活性化は
生産性や大規模化を目指すのではなく
その国その土地の風土や文化を大切にした地域がモザイクのように広がる事。
そこで育まれた商品や作物の価値観を認めた消費者は
世界中の誰もが購入出来、理想は消費者の方から訪問してくる事です(^_^;)
企業や投資家が収益を上げるのではなく
その地域のひとりひとりが生き甲斐を持って輝ける事ではないでしょうか。




日本の文化としての稲作は後継者もなく休耕田も増え
農村の原風景も消えようとしている事もたしかです。
そんな中でも生産性が低くてもテマヒマかけて付加価値の高い作物も
作りながら環境を大切にしていこうという若者も増えているのです。
価格は高価なモノになるかんも知れませんが茶碗一杯の価格にすれば
僅かなもので、健康や食に拘る人たちが増えていけば需要も増えるはずです。
海外の安価で美味しいお米も入ってきますから消費者にリスクはないはずです。



なにはともあれ…TPPの火ぶたは切られてようですが
その成り行きを興味深く見守っていきたいと思います(^_^;)



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