そもそも…民意って?


【写真は2月26日・丸の内界隈】



「政治に民意が反映されない!」とか…
「民意が国を滅ぼす!」とか…いろいろな意見があるようです(^_^;)



日本に限らず世界の多くに国は民主主義を謳っていますから、
基本的に”政治に民意が反映されない”というのは不思議な気もします。




日本は議会制民主主義ですから
国民の投票で選ばれた議員が政治を動かします。
したがって”政治に民意が反映されない”というのは変な感じがします。
しかし選挙とか議決とかは多数決で決まりますから
6対4で議決されれば4割の人は意志とは違っても従う事になり
6割でも決まれば、それは”民意”と言えるでしょう。




しかし難しいのは投票した政治家や政党が自分と同じ行動をとってくれるとは
限らない事です。(^_^;)
選挙に勝つために大衆受けする公約を掲げ票を集めるのも常套化し
大衆迎合主義(ポピュリズム)などと言われて…
「民意が国を滅ぼす!」などという発言に繋がっていくようです。




”民意”というものに危うさを感じる事もたしかです。
原発に反対!というのが民意のように思っていたら
アベノミクスも民意のようで、原発反対は民意は薄れていくようです。
日本が戦争を始めたのも、ドイツがヒットラーを独裁者にしたのも
”民意”と言われてしまえば”民意”かも知れません(^_^;)
でも国民をコントロールするプロパガンダがあった事は事実です。
今のアベノミクスもその匂いをチョット感じます…余談ですが(^_^;)




しかし今は情報を完全にコントロールする事は不可能な時代です。
少しでも多くの民意を反映させるのなら、何でも国会で決めるのではなく
地方分権などで細分化して、できるだけ市民の直接投票で議決するようにする。
そうなれば誰もが政治や行政や経済に関心を持つようになって
例え投票で負けたとしても”民意”と受け止める事も出来るようになるでしょう。



ようするに自分の考えを強く持ち政治に頼らない事が一番と私は思うわけですが(^_^;)



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