そもそも…イジメや体罰って?

 
【写真は1月31日・幸手市権現堂公園】



またイジメや体罰の問題がマスコミで大きく取り上げられているようです。
もちろん私もイジメや体罰に対して肯定するつもりはありません。
自分の人生を振り返ってみるとイジメられた事もイジメた事もあるかも知れません。
また今でも「コレはイジメだ!」と妻に対して思う事が多々あります(^_^;)




厳しい体罰を受けた経験はありませんが、ソレは私が軟弱なため
”そのような世界”を避けていた事もありますが、私の大学時代の体育会などでは
体罰やシゴキは伝統的儀式のようにも感じていました。(^_^;)
東京オリンピックで金メダルを取った女子バレーの監督”鬼の大松”は当時の
大ヒーローで国会議員になり、スポーツと根性を合成した【スポ根】アニメがテレビで
数多く放映された時代もありました。



イジメも体罰も昔からあったわけですが…
どうして、これほどまでに深刻な問題になってしまったのでしょうか。



イジメは閉鎖的な人間社会で発生するものです、その典型が軍隊や刑務所のような
逃げ場の無い社会で今も昔も世界中で繰り返されているようです。
開放的な社会で多くの人とホンネで話しあえる人間関係が構築されていれば
イジメは発生しずらいし、発生しても深刻化しないはずです。
体罰も同様で親や教師などと信頼関係がしっかりと構築されていれば大問題には
ならないはずが、そこが大きく崩れているところに問題があるのではないでしょうか。




イジメや体罰の一連の報道を見ていて感じるのは…
(と言ってもテレビは見ないのでクルマでラジオニュースを聞くぐらいですが)
最初はそんな事実は無いとシラを切り…
次には、まったく知らなかったと開きなおり…
最後は総懺悔で関係者は並んで頭を深ぶかと下げ…
そしてトカゲの尻尾切りをして落着という、
企業の不祥事でもよくあるパターンの繰り返しです(^_^;)




その結果マニュアル化した監視規定の遵守などが義務付けられても
本質的な家族や社会の在り方が問われる事はなく、
”当事者?”だけがマスコミに晒されて謝罪させられるのも…
イジメや体罰のように感じてしまうのは私だけでしょうか。(^_^;)




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