そもそも…雇用って?


【写真は1月13日・宇佐神宮(大分県)】


安倍首相は日銀にも雇用拡大への責任まで迫っているようです。(^_^;)
雇用拡大に対しては野党もマスコミも国民も異を唱えないようですが
それでもデフレや低金利と同様一向に雇用が回復しないのは
”お金”や”金利”で触れた事と同じ事が根源にあるからで私は当然だと思っています。




すなわち、投資やインフラや技術開発が充分すぎるぐらいに行き届いたために
企業は多くの人を雇用しなくても経営が可能になり
国民はムリして雇用されなくても何とかやっていける時代になったからです。




こんな事を書くと「何を言ってるのだ!雇用が無くなって何で稼げというのだ!」…
と怒りだす人も今の時代なら多くいるかも知れません。
なんせ国民も野党もマスコミも挙って雇用の拡大を願っているのですから(^_^;)




しかし今の時代雇用そのもの狭き門ですし、幸い?雇用され安定した給与が
約束されたとしても、その時から文句も言えずにロボットのように働くか、
自分の置かれた立場や使命に私心を捨てて”雇用主”の為に全うするのも
日本の美学なのかも知れませんが…
そんな事が原発や金融やモロモロの大きな組織の中で歴史的に内在して
いろいろな問題が引き起こしているのではないでしょうか。
世の中は常に”お金を出すモノ”の意志する方向に誘導されるようです。(^_^;)




明治維新から終戦までが国家の時代! 終戦からバブル崩壊までが企業の時代!
そしてこれから21世紀は個人の時代…と私はこのブログで何度か触れています。
国家の為・企業の為に懸命に尽くしてきた日本人ですが
21世紀は雇用に頼らず人それぞれが好きな事をビジネスにムリに儲ける事を考えず
工夫しながら人生を楽しみ仲良くやっていく事が重要でそれが可能な時代だと思っているのです。




でも…こんな事は政府も企業も望んでいないようです。
経済が活性化しなければ企業の存在意義そのモノがありませんし
国は税金を効率よく徴収し国民や企業をコントロールすには企業社会が好都合だからです・多分(^_^;)




自らの力で変る事が出来ない日本は”バブル崩壊”で企業の時代から個人の時代に変る
事が出来ず、”3.11”でも変る事が出来ないとしたら…
いよいよ”金融破綻”するまで待つことになるのでしょうか(^_^;)



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