そもそも…金利って?


【写真は1月12日・新東名高速道路



”お金”がモノやサービスを受ける引換え券の機能だけなら単純ですが
それでは金融の世界は成り立ちません。(^_^;)
お金が活発に動かす事でお金がお金を生むような仕組みを作って
金融の世界や資本主義が成りたっているのでハナシが複雑になってくるのです(^_^;)
それを端的に表しているのが”金利”です。




銀行にお金を預けておくと金利が付くのは常識です。
すなわちお金を預けておくだけで、お金が増えていく仕組みです(^_^;)
どうして預けておくだけでお金が増えるのか?といえば
そのお金を預かった銀行がお金を借りたい人に金利をつけて貸し出して
その金利の一部を預金者に還元するからです。




「儲かるビジネスが出来るのにお金が無いために何も出来ない!」
そんな人に銀行はお金を融資して企業が大きく成長したりしてきたのです。
私が前職で店舗経営に携わり出店計画を立てる時は銀行からの借り入れ金額の10%を
固定費に入れてザックリとした計算を立てていました。
そのくらいの金利で借り入れしても充分に儲かる経営が可能だったのです。




今はその頃から考えらないほど低金利ですが…それでもお金を借りる人が少ないのは
お金を借りて金利を払ってまでやって儲かる事が少ないからです。
なぜかと言えばもう”この国”は充分すぎるまで投資が行きわたりインフラも整って
供給過剰にまでなっているからです。
私が昔携わっていたオシャレな洋菓子喫茶のようなモノは今や供給過剰で儲からない
ビジネスになってしまったのです(^_^;)
その上、インターネットを始めとする技術の発展で設備投資にお金をかけずとも
多くの事が出来てしまう時代になったのですから…
視点を変えると人々にとってはメリットこそあってデメリットなどほとんど無いはずです。




お金を借りる人が減っては金融機関は成り立たなくなるので、銀行はサラ金とタイアップして
貧乏人から高金利を取ったり、カードの利用も高金利のリボ払いに誘導したり
発展途上国に過度な投資を集中したりで、格差を拡大に拍車をかけているようです。




そこまでしてでも…お金を増やし続けなければならない金融とか資本主義って
そもそも何なのでしょうね(^_^;)
ここまで来たら次回はやっぱり「そもそも…雇用って」で行きたくなりました(^_^;)



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