日本人とFacebook…個人情報保護を盾に


【写真は9月23日・飯山にて】




私は学生時代から写真を撮るのが好きで当時のフィルムも全て残っています。



そんな懐かしい写真の数々をネット上にアップする企画を学生時代の先輩に話したら…
「どんな写真でも個人情報というのがあるのだから必ず一人一人に確認しろヨ」
とキツク言われてしまいました(^_^;)
もう50年ほど前の写真ですから亡くなった同僚もいますし、第一に頭髪はもちろん
姿かたちもすっかり変形して個人を特定するのは実の子であっても大変です(^_^;)
たしかに昔と違ってネット上に公開されれば誰もに見られる可能性があるわけですが
それによって誰がどのような不利益をこうじるのか私には想像がつきません。




今でも写真をパチパチ撮ってネット上に遠慮なく?写真を掲載する私は
これでも細心の注意を払いながら、常にこのような圧力と向き合ってきました。
どのような細心な注意かと言えば「写真被写体の当事者が不快に思わないか?」です。
もし”本人”もしくは”家族”からのクレームがあったら謝罪し削除する事にしていますが
そんな事はこれまで一度もありませんでした。




昨年亡くなった私の母は要介護5で痴呆も進んで介護施設にご厄介になっていましたが
とても陽気な人で常に回りを明るくしていました。
その時のスナップを私のHPのコラムに載せて半年ほど経過した時に介護施設から呼び出され
その写真をすぐ削除してくれと言われました。
母の笑った顔のアップですが、その後ろに2名の老人の笑顔も写っているのと、この施設が
特定されては困るというのです。




街の若い衆が元気に神輿を担ぐ写真をFacebookに私の個人名で20枚ほどアップしました。
その中にももひきの裾をチョット上げて刺青が見える若者の後ろ姿が写った群像があり、
「それは好ましくないから削除してくれ」という要請がつい最近にもありました。
もちろん本人からではありません(^_^;)




私は”確信犯的”にこのような事もあえて行い、それが紛糾する事になった時には
”事の本質”について言及したいと常々思っているのです。
しかしどれも私のHP閉鎖騒動と同様に、
誰の”顔”も見えないまま、何の”実害”も見えないまま、
個人情報保護法などを盾にして…誰もが無意識のうちに密告社会・閉鎖社会にしていく
”恐怖”を感じるのは私だけなのでしょうか(^_^;)




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