「b層」って何だ!?


【写真は9月15日・東大和にて】




7年前の2005年、郵政民営化を薦める小泉政権の支持基盤を【B層】とする概念が
内閣府が受注した広告会社の企画者に書かれていて、
それが当時の国会でも取り上げられ問題になった事があります。




【B層】というのは簡単に言ってしまうと…
「IQが低く、構造改革に中立的ないし肯定的な主婦・若年・高齢者層など」として
ここに集中的な広報活動をしれば!といった趣旨の企画書だったようです。
因みに
【A層】は「IQが高く、構造改革に肯定的」
【C層】は「IQが低く、構造改革に否定的…」 とされています。



さすが広告会社の企画書!!…『電通の「戦略十訓」』を思いだしてしまいます(^_^;)



この【B層】という概念が今また流行って?いるようで【B層】ではなく【b層】という文字で
ネット上でも登場していて私も思わず読んでしまいました。
この発端は先日取り上げた『私が怖いと思うのは』で取り上げた摘菜収という哲学者が
「b層が日本を滅ぼす!」との警告が話題になっているからのようです。




でも…この「b層」を必要としているのは
「今のこの国」なのではないでしょうか?
というより今も昔も、体制を守り既得権を保持していくためには
また果てしない経済成長を何が何でもい継続して行くためには
IQが低くコントロールしやすい大衆がいなくては実現不可能だと思うからです。




以前に私が「発展途上国への援助はインターネットの普及で充分」と言ったら頭から否定され
国益に繋がらない援助は無意味!」と反論されてしまいました。
発展途上国を援助する目的はb層の拡大を図る事が王道のようです。(^_^;)




本当に【b層】が国を滅ぼす!と思っているなら
非難されるべき対象は【b層】を必要とする社会・経済や政治であって…
そちらに鉾先を向けなければ何の解決になりません(^_^;)




結局のところ国内外で国益のためには【b層】が必要という事なのでしょうか?
ほんとうに支離滅裂な世の中になってきましたネ(^_^;)




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