ポピュリズムって何だろう?


写真は9月11日・お菓子の文化村茶屋エポックにて




前回のブログで私も…
大衆迎合ポピュリズムによって…」という表現を使ってしまいましたが
Wikipediaで見てみると…
ポピュリズム大衆迎合として使用するのは学問上は正しくないようです。
正しくは…
「大衆の利益や権利を代弁し既存の体制側知識人と対決する政治思想」
というような事らしいのですが、
それでは”議会制民主主義”そのものが”ポピュリズム”のようにも思えます。




但しここで気になるのは”国民”でなく”大衆”という表現です。
国民と大衆の違いは何なのでしょうか?これもグッグてみると(^_^;)
国民は国を構成する個々の人間、また人間集団ととらえ
大衆は匿名性を帯びた無責任な集団という意味合いがあるようです。




だったら、なんとなくポピュリズムの意味も見えてきたような気もしますが
国民も大衆も捉え方の問題で、例えば私は自分自身が国民か?大衆か?
なんて考えた事もありませんし、人さまから「お前は国民でなく大衆だ!」と
決めつけられら、なんだかな〜と思ってしまいます(^_^;)




最近この”ポピュリズム”という言葉を頻繁に耳にするようななったのは
橋下徹が国民の人気を大きく受けて政界を一変しそうな気配である事や…
原発に反対する意見が国民多数を占めるようになって…
それらに迎合する政治やマスコミの風潮を批判する言葉としてのようです。




私自身は橋本徹の思想や結局のところ経済成長を目指しているところなど
彼に、というより政治そのものに期待する気持ちがありませんが、
一度も選挙を棄権した事のない私は、このさい一表を入れるかも知れません(^_^;)
原発に対してはキッパリと反対である事はこのブログで何度も書いています。
でもこうなると私も無責任な”大衆”になってしまうようです(^_^;)




国家が情報をコントロールし大衆のポピュリズムナショナリズムの高揚を利用して
国民を操ってきた歴史はあるようですが…
情報が自由に入る今の時代、この国の国民を大衆と見下しての”ポピュリズム批判”
日本人はそんなに愚かなのでしょうか(^_^;)




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