私の履歴書?…つづきの7(^_^;)


【写真は12月16日・羽田空港にお出向い】



1997年4月25日、日産生命が債務超過で大蔵省からの業務停止命令によって
戦後初となる保険会社の破綻が大きく報じられました。
この時から2001年3月の東京生命破たんまで、7社の生命保険会社が
次々に破たんしていくわけですが、私にとっては追い風です(^_^;)



生命保険の世帯加入率が9割といわれる日本ですから
私の損保の契約者のほとんどが生命保険に加入している事になります。
その多くの人が自分が加入している保険会社は大丈夫か?
自分が加入している生命保険は、どんな内容なのか?と心配をしているのです。



そこで私が初めたのは…
お客様から生命保険の証券コピーを頂いての”保険診断”です。
でも、これは決して簡単なモノではありません。
家族全員の、それも簡易保険・農協・共済・損保の商品までの山ほどの証券や
コピーをゴソッと送ってくれるお客さんがけっこういるからです。
これは信頼を頂いている証しでもあるわけで、
お客様に判りやすい診断結果を示さなければなりません。



エラソーな事を言ってお客様から頂いた、お客様の保険証券や証券コピーですが
正直言ってどれもこれも簡単に判るモノはほとんどありません。
徹夜した日も何日もありましたが
「保険証券というのはワザと難しく作られている!」と悟った?日から
保険証券を診断する事が簡単に出来るようになっていくのです。(^_^;)



そこで判ってきたことは、契約者のほとんどが月に数万の保険料を払いながら
ほとんど理解しないで加入しているという事です。
特に国内生保の主力商品「定期特約付終身保険」になると
契約者の思いとまったく反対の契約内容だったりしているのです。
保険金額や保険料のほとんどが”定期特約”で占められているのに
ほとんど全部と言ってよいほどの人が貯蓄性の高い生涯続く保障だと
思い込んでいるのです。



生保会社の破綻が続く中で自分が契約している保険会社が破たんしたら
どうなるか!?…なんて心配することなど、ほとんど無い契約です(^_^;)



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