ちょど20年前のマンション購入記

    
【写真は11月13日・飯山にて】




社会人になってから40歳まで店舗経営の現場で身を持って体験し失敗から
得た教訓は「高度成長時代のような経営は通用しない」
「店舗に大きな投資や借金や固定費の掛るのは禁物」というものです。
しかし自分のマンションを購入するのには
そんな事も考えずに”即断”してしまったのです。




なぜ即断したのか?といえば…即断を迫られたからです(^_^;)
ちょうど今から20年前の今頃です。
実はこの時は12月21日〜1月10日までオーストラリアの友人を訪ねながら





クルマも貸りて旅をする事になっていたのです。
クリスマス前に日本を出発して正月が明けて帰国すれば安くすみますし
日本と季節が逆の暑いクリスマスを楽しみにしていたのです。




マンションを販売していたのは…
バブルに踊って破たんしていった不動産会社の頭文字を取ってAIDE(エイズ
と呼ばれたその中のD社です(^_^;)
その時はもちろん破たん前で名の知れた会社で紳士的で好感のもてる営業マンでした。
このショールームに寄ったのも、行きつけのガソリンスタンドでオイル交換をする
間に少し時間が空いているので、冷やかしに寄ってみただけだったのです。




探していたのは3000万円以内の中古のマンションだったのです。
したがって倍以上もする新築マンションなんて論外だったのですが、
それが1000万円安くなって新築だと融資枠が多くなり…
ショールームの家財から空調設備までつけて…
「年内にご契約頂けるなら!」というのです。




年内と言われても21日にはオーストラリアに我が家の3人と姪っ子も連れて
行く予定になっていて、それまでに処理しなければならない事もたくさんあって
じっくり考える余裕もないのです。




不動産関係の雑誌や新聞を見ても、住宅物件が値下がりをし出して「今が買い!」
なんて記事ばかりが目に入って、旅行に行く前日にD社の立派な本社で契約し
オーストラリアに出発し、翌年真っ黒に日焼けし帰国するのです。
そして住宅ローンを無事?組んだ、同じ週に妻の会社は倒産するのです(^_^;)



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